1978(昭和53)年の10月2日。この日に行われた「ゴーサントオ」と呼ばれるダイヤ改正から、特急列車などに与えられる「1号」「2号」などの番号について、付け方が変わりました。
現在のように、下り列車が奇数、上り列車が偶数を使うようになったのは、この「ゴーサントオ」以降です。それまでは上り下りにかかわらず、発車する順番に「1号」「2号」と付けられていました。つまり上りと下りの両方に、名前と番号が同じ列車が1本ずつ走っていたのです。
兄弟デュオ<狩人>のヒット曲『あずさ2号』は、「8時ちょうどのあずさ2号で」というフレーズが有名ですが、発売された1977(昭和52)年3月当時には、「あずさ2号」は2本存在していました。
「あずさ」は中央本線を経由し主に新宿~松本間を結ぶ特急列車で、その名称は長野県松本市を流れる「梓川」に由来しています。
当時の特急列車「あずさ2号」は、新宿発と松本駅発を共に8時に出ていました。
ただ歌詞の中に、「春まだ浅い信濃路へ」から、歌われているのは新宿発の下りだと推定できます。
現在「あずさ2号」は、甲府発7時35分の新宿行きのみになっています。
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投稿日 2017-10-02 14:00
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-10-02 14:05
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