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- 今年の読書(47)『冬のフロスト(下)』R.D.ウィングフィールド(創元推理文庫)
のんびりとロクガシタサッカーの試合を見て夜勤を過ごそうと考えていた<フロスト>警部でしたが、多くの事件が重なり、てんてこ舞いの状況に陥った<フロスト>でした。
コンビニ強盗事件は、運よく解決させましたが、まだ、幼児誘拐事件と連続娼婦殺人事件のめどが立たない中、幼児誘拐事件の容疑者が、留置場内で自殺してしまい、窮地に立たされる<フロスト>警部です。
娼婦殺害事件には、婦人警官の囮捜査に踏みきりますが、なんとまた足を引っ張る「(タフィー)芋兄ちゃん」ことモーガン刑事が、囮捜査役の<リズ・モード>警部代行を見失うというヘマを起こし、最悪の事態を考え焦る<フロスト>です。
何時ものドタバタの末、事件を解決する<フロスト>警部ですが、自殺した容疑者の犯行を決定づける「トイレットペーパー」がいい小道具として使われているのは、秀逸で、ニヤリと笑ってしまいました。
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