今年の読書(15)『外事警察 CODE:ジャスミン』麻生幾(幻冬舎文庫)
1月
31日
外事警察の極秘書類がネット上に流失事件が起こり、警察上層部は公安部に移動した<松沢陽菜>に調査をさせますが、犯人はもと上司の<住本健司>だと判明、<松沢>は彼が手ごまとして使用していた日系パキスタン人の姉妹<カリン>と<ジャスミン>に目をつけ、<住本>を探し出します。
片や北朝鮮が、アフガニスタンのテロ組織『ハッカーニ・ネットワーク』に対して、秘密裏に「UF6(六フッ化ウラン)」を売り渡そうとするバイヤーに、<ジャスミン>の夫が関与していることを察知した韓国の諜報部や「FBI]が、この取引阻止のために関与してきます。
目に見えぬ諜報活動を背景に、現実の事件を絡ませながら、身内をも欺きながらのしのぎ合いが楽しめた一冊でした。
投稿日 2016-02-01 01:03
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2016-02-01 07:39
ワオ!と言っているユーザー