主人公<田宮里江子>は35歳、「浜松光学東京本社」の営業第二課の課長代理として、7年間の浜松勤務から東京に転勤になりました。
大きな仕事の調印を目の前にして体調を崩し、近くのクリニックに出向いた際、大学時代の同級生<聖子>と結婚した6歳年上の内科医の夫<長谷川岳志>と10年ぶりに再会してしまいます。
<里江子>は当時<長谷川>から、「聖子と別れるから結婚してくれ」と言われた過去があり、そのことは<聖子>には言いそびれ、自然と疎遠になってしまっていました。
果敢に<里江子>にアプローチをかける<長谷川>ですが、複雑な男と女の関係は、一筋縄で解決できるものではなく、重たい結末へと読者を引き込んでいきます。
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