京都の木野美術大学のマンガ科に在籍している20歳の<南山高寿>は、電車の中で一目惚れした<福寿愛美>に声を掛けて付き合いが始まりました。 楽しいデートを繰り返していくなか、未来を予測するような彼女の言葉を不思議に感じていた<高寿>でしたが、<愛美>から、「この世には隣同士の世界があり、そこでは時間軸が、こちら側とは逆に流れている」との告白を受けます。 <高寿>は15年前の大震災で建物から助け出してくれた35歳の女生との思い出があり、それは15年前のわたしだと<愛美>は説明します。 時間が過ぎれば過去となるこちらの世界と、時間が逆に流れている<愛美>の世界が交錯していきます。 こちらの世界には40日間しか滞在できない決まりのなか、二人の甘く切ない感情が揺れ動くほのぼのとした恋愛小説でした。
投稿日 2015-12-31 09:31
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投稿日 2015-12-31 09:39
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投稿日 2015-12-31 09:36
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投稿日 2015-12-31 09:41
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