<警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結>シリーズとして、第3巻目の『ネメシス』に次ぐ4巻目であり完結篇です。
国際的武器商人の<田中晃司>から、8年前に自分の家族3人を殺害した犯人を訊き出した<一柳>は、復讐のために警察組織から離脱して殺害犯<渡辺弘>を拉致、墨田区内の廃校に監禁し復讐を果たそうとします。
一方、国際的サイバーテロリスト<C>こと15歳の<チャールズ>は、日本の警察組織と手を組み、<佐々木忠輔・安珠>兄妹と共に、<田中>逮捕の包囲網を詰めていきます。
警察内部や公安関係者の中には<田中>のシンパが紛れ込み、総理大臣や警察庁長官までをも巻き込んだ<田中>逮捕劇になりますが、この最終巻で<一柳>と上司たちとの関係、<一柳>と同期のSAT隊員<戸田梓>の隠された過去、<田中>と必要以上に対峙する<チャールズ>との関係が明るみに出て、複雑な人間関係が絡んだ壮大なドラマは、人類の英知に夢を託して終わりをみせます。
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投稿日 2015-07-29 18:11
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-07-29 21:22
ワオ!と言っているユーザー