中学入学からバドミントンを始めた主人公<水島亮>は、2年半の部活を追えて、高校受験に臨もうとしていましたが、横浜湊高校のバドミントン部監督の<海老原>から、「うちにこないか」とスカウトされ、スポーツコースではなく姉の<里佳>の教えもあり進学コースで入学を果たします。
同期には双子の<東山ツインズ>、ダブルスを組むことになる<榊翔平>、帰国子女の<松田航輝>、特進コースの秀才<内田輝>などがおり、切磋琢磨のバドミントンに打ち込む高校生活が始まります。
スポーツ小説によくありそうな「ど根性」物語ではなく、仲間やライバルを通して純粋にバドミントンに打ちこみ、お互いに切磋琢磨して成長してゆく姿に共感を覚えてしまいます。
バドミントンの世界を知らない私ですが、試合の仕組みや駆け引き、スマッシュやドロップ・カットといった打ち方を同じ姿で打ち返すなど、ゲームの面白さも実感できた溌剌とした青春スポーツ小説が楽しめました。
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