今年の読書(95)『プリンセス・トヨトミ』万城目学(文春文庫)
7月
28日
会計検査院の<松平>・<鳥居>・<旭>も3人は、大阪府庁の監査をはじめとして東京から出張してきますが、「社団法人OJO」の監査において、「大阪国」なるパラレルワールドが存在していることを知り、35年間監査が行われず、毎年5億円の補助金は不正なこだとして秘密をあばこうとします。
秘密裏に、秀吉死後400年間守り通してきた秀頼の子孫を守るべく、お好み焼「太閤」の主人であり、大阪国の総理大臣<真田幸一>は、無事に息子<大輔>に大阪国の秘密を伝え、子孫である中学校の同級生<橋場茶子>を守る任務を引き継ぎます。
会計検査院の3人の行動を縦糸に、<大輔>や<茶子>を取り巻く親子の絆を横糸として絡み合い、読み手としてはフィクションだと分かりながら、最後までワクワクしながら読めました。
いやぁ~奇想天外な物語、大阪城周辺を知っているだけに、地理的にも親近感がわき、また作品的にも楽しめました。
投稿日 2013-08-04 07:54
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投稿日 2013-08-04 17:00
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投稿日 2013-08-04 20:13
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投稿日 2013-08-04 20:26
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