昨日のブティック向かいに数年前に、お洒落な
ファッションのビルが出来ました
狭い小路に電柱が立ち、その上広告が貼りついて
います
これが、美観を壊し経済先進国と豪語する経済
人の国際感覚ですかな
※この電気事業の裾野の広がりは、下請けの電業、
電柱メーカー、電柱の広告会社、電線メーカー等等
全て、官僚組織とおなじで、再就職先となっています。
「いずこも同じ秋の夕暮れ」ならぬ同じ図式です
こんな雰囲気のお店が沢山並ぶと、町の
潤いも随分と変わると思います
外国の町並みにはこう言った感じの町並み
があります
良く、夜の職場で働く女性を「蛾」に例えます
この界隈には、高度成長の頃は、その「蛾」が
盛んに飛び回ったものです
今は、隔世の感を覚えます
まだ出来て、十数年の料理屋は入り口に蹲を
設けてお客さんを迎えます
夜にはライトアップして、緑が綺麗です
夕食を終えて、近くの書店へ散歩がてら出掛けました
風は涼しさを越えて、冷たく感じます
店内の本棚の陰に設えてある椅子に腰掛て雑誌を拝見
目の前の長椅子に女性が座り、靴を脱ぎ捨て「あぐら」
かいて、本を読み始めました
なかなかやるものです
感心しました。
入り口の左右にお客さんを出迎える演出が
されています
樹皮を編んだ籠と焼きもものの小鬼
左手の鉢植えが雰囲気を壊しています
玄関のガラス戸越しに、人力車が置かれています
玄関の広さは、一般住宅ではリビングルームが
充分取れる面積です。
人力車を置いても、狭さは感じません
料理屋の名前は「鍋茶屋」
変わった名前のお店で、確か「すっぽん料理」から
始まったと聞いています
築山の前にはお客様を向かえる、正面玄関があります
芸者衆や出入りの従業員は別な入り口を使います
門を入ると、手入れをされた植え込みが高々と積み上げられた
石とともに威圧感を与えています
江戸末から続く料理屋です
戊辰戦争で、薩長が攻め込んできたときに
この料理屋で幕府方の人間が料理と酒を
酌み交わしていた記録が残っています
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