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加藤雄一のブログ

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疑わず素直に受け止めてみる

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疑わず素直に受け止めてみる
ただ受け止めてみるだけ。
 
そうしたら世界が変わった。
 
 

「本当にそうなの?」  

そう思わずにはいられなかった。  
 
誰かが話すたびに
 
 
「それは正しいのか?」
 
「根拠はあるのか?」
  

慎重に物事を見極めるのは大事だ。  
でも、そのせいで誰かの言葉を素直に受け取ることができていなかったんだと思う。  
 
 
 
気づけば、なんだか自分の世界は「検証」ばかりで埋まっていた。  
 
 
 
  
「納得できないと、受け入れられない」  

それが習慣になっていたのかも。  
 
 
誰かの助言も、好意も、まず疑う。  

「信じて傷つくより、最初から距離を置くほうが安全だ」
 
と無意識に思っていた。  
 
 
でも、あるとき感じた。
 

確かに傷つくことは少ないかもしれない。  

でも、心が動く瞬間も、誰かの想いに触れる機会も、自分から閉ざしていたのではないか?  
 
 

とある友人が、ふとこう言った。  

「君と話してると、ジャッジされてる気分になるんだよね」  
 
その瞬間、時間が止まるような感覚になった。
 
 
自分が「考える力」だと思っていたものが、「誰かの言葉を受け止める力を奪っていたんではないか」と。
 
誰かのお心遣いを粗末にしていたんじゃないかと。
 
  
 
その日、自分にひとつ決めたことがある。  
 

「疑う前に、一度まっすぐ受け止めてみる」 
 

次の会話の機会で、試してみた。  
 
 
誰かが話すとき
 
「それはどうなんだろう?」
 
ではなく
 
「この人は今、こう思っているんだ」と捉える。  
 
 
 
すると、不思議なことが起きた。
 
 
頭の中で「判断する声」が静まり、相手の表情や言葉のニュアンスが見えてくる。  
 

ただ聞くことで、初めてわかることがあるのだと知った感じがした。  
 
そうやって、受け止めることに意識を向ける日々が続くうちに、気づいた変化がある。  
 

対話が深まる。  

関係がほどける。  
 
「考える」よりも、「感じる」ことが増える。  
 
 
疑わずに受け止めることは、思考を止めることではなく、相手を信じることで、自分の世界を広げることだったんだ。
 
 

何も疑わずに受け止めることは、無防備になることではないんだ。  

それは、まず「今ここにある言葉や感情を、ちゃんと受け取る」という選択なんだと思う。  
 
もし、すべてを見極めようとしているなら
 
その前に、「ただ、聞いてみる」という方法を試してみてほしい。  
 
信じてみたことでしか生まれないものが、たしかにあるんだ。  

ワオ!と言っているユーザー

Ⅱ.嫌われてもまぁいっか 伝えることで生まれる誤解より伝えないで生まれる距離の深刻さ

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Ⅱ.嫌われてもまぁいっか 伝え...
もしも
 
「伝えないことで失うもの、伝えることで得るもの」
 
があるとしたら。
 
 
 
  
「まあ、このくらいなら言わなくてもいいか」  

そう思うことが増えていた。  
 
 
違和感を覚えても、空気を壊したくなくて黙る。  
 
必要最低限さえも言わない。
 

誰かに言いたいことがあっても、角が立つのが嫌で流してしまう。  
 

気づけば、心の中に「伝えそびれた言葉」がどんどん溜まっていく。  
 

それは、いつか消えると思っていた。  
 
でも、消えなかった。  
 
消えたものもあるけど、消えずにふくらむものもたくさんあった。
 

そして
 
言わなかったことが積もるほど、自分が自分でなくなっていくような気がした。  
 

「言うべきか、言わざるべきか」  

その選択のたびに迷い、言えなかった自分にモヤモヤする。  
 
人間関係を守るために沈黙したはずが、その沈黙が逆に距離を生んでいるのではないか?  

そんな疑問が心の隅にわだかまる。  
 
 
でも、正直に言ったら嫌われるかもしれない。  
 

関係が壊れるかもしれない。  
 

そう思うと、喉の奥に言葉がひっかかったまま動けなくなった。  
 
 
喉が乾くのは、飲み物がほしいだけとは限らない。
 
 

「どう思う?」
 
と視線を向けられたことがあった。  
賛成とも反対とも言えない案だった。  
 

でも、何かが引っかかっている。  
 
いつもの自分なら、「まあ、大丈夫です」と濁す。  
 

けれど、その瞬間ふと考えずにいられなかった。  
 
 
……もし、誰も何も言わなかったら、どうなる?……
 
 
このまま進んでは、あとで後悔するかもしれない。  
 

それなら、「何か」は言うべきじゃないか?  
 
 
 
「少し気になっている点がありま
す」
 
 
と、いつもより深く息をして言葉を出した。  
 
少しだけ声が震えていたような気もする。
 
心拍の高鳴りを感じる。
 
頭は真っ白に近かった。
 
 

場の空気がすーっと静まった。
 
 
 
誰かが
 
「自分も思っていた」
 
と続けた。  
 
 

その瞬間、気づいた。  
 
言葉に出してもなかなか伝わらないのに、言葉を出さなければ、本当に誰にも伝わらない。  
 

だからこそ、言葉に出したことで生まれるものがある。
 
 
それが、はじめてストレートに言葉を投げた瞬間だったかもしれない。  
 
 

それからは、できる限り自分の言葉でストレートに伝えることを意識した。  
 
文法なんてクソ喰らえ。
 
接続がめちゃくちゃだろうが気にしない。
 
会話の展開法なんて考えていたら気持ちなんて伝えられない。
 
自分の真意は
 
感情は
 
自分と相手に対する敬意を最上位に置いて
 
「私はこう感じています」  
「こういう可能性もあると思います」  
 
単なる批判ではなく、視点を共有することを大切にした。  

最初はぎこちなかったが、少しずつ場の空気が変わっていったように感じた。
 
 

そして、自分の言葉が相手の思考のきっかけになることがあることも知った。  
 
 
 
伝えることで、関係がより深くなる瞬間を何度も経験できるようなった。  

気づけば、「嫌われるかどうか」ではなく、「素直に思いをに届けられているか」が基準になっていた。  
 
 

伝えなかったことで、後悔することがある。  
 
いや、伝えなかったことで後悔したことばかり浮かぶ。
 

伝えたことではじめて生まれる関係がたくさんあった。
 
 
言葉は、自分を守るためではなく、「自分と相手と本当に向き合うため」にあると思っている。  
 
 
もし今、言いたいことを飲み込もうとしているなら、  それが「恐れ」からなのか、「敬意」からなのか、問い直したい。  
 
素直に、ストレートに。  

そこから、本物の対話を楽しんでいきたい。  

ワオ!と言っているユーザー

嫌われても大丈夫

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嫌われても大丈夫
どこにいても「好かれる人」でいたかった。  
 

場の空気を読んで、相手の期待に応える。
 
笑顔でうなずき、角を立てない。  
 

そんなふうに振る舞っていれば、どこかで誰かが自分を認めてくれると思っていた。
 
 

気づけば
 
「あれ、自分って、どんなだったっけ」
 
自分自身がどこにいるのかわからなくなっていた。  
 
 

本音を飲み込み続けたぶん、心が疲弊していった。  

ときには言いたいことを伝えたくても、「嫌われるのが怖い」と思って、つい沈黙を選んでしまう自分に、自己嫌悪すら感じるようになっていた。
 
ただ
 
そうしているのは自分自身なのに。
 
 

ずっとそうしてきた中で、自分の意見を明確に述べたことがあった。
 
空気は一瞬、重くなった。  

後日、数名が何となく距離を取るようになったのを感じた。
 
 
でもその一方で、ひとりの人がこう言った。  
 

「あのとき、言いたいこと言ってくれてありがとう。救われた」  
 
 

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かがほどけた。  
 

嫌われることで失ったものもあるような気もするけれど、それ以上に
 
「自分自身はどういたいのか」
 
ということと
 
素直でいても
「嫌われるばかりではない」
 
ということに気づいた。
 

それ以来、「好かれること」より「素直であること」を優先するようになった。  
 

とりあえず誰にでも合わせるのではなく、自分の価値観にそって言葉を選ぶ。
 

嫌われるリスクを恐れず、本音と敬意のバランスを学んでいった。  

すると不思議なことに、周囲にいてくれるのは「信頼でつながる人たち」で、自然なボクを受け入れてくれる。
 
 

嫌われることは、怖い。
 
 
それはひとりぼっちになりたくないという思いが強いんだろう。
 
 
でも一方では「自分を守った証」にもなりうるようにも思う。
 

すべての人に好かれる必要はないし、実際それは不可能に近い。  
 
 
いや、無理だ(笑)
 

だからこそ、「嫌われるかもしれない」と思う瞬間こそが、自分の軸を立て直す絶好のタイミングなんだと思う。  
 

本当に大切にしたい人たちは、ちゃんとそのままの自分を見てくれている。  
 

その選ばれた少数の信頼が、人生を驚くほど豊かにしてくれるんだと、今は確信している。

ワオ!と言っているユーザー

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