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嫌われても大丈夫

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嫌われても大丈夫
どこにいても「好かれる人」でいたかった。  
 

場の空気を読んで、相手の期待に応える。
 
笑顔でうなずき、角を立てない。  
 

そんなふうに振る舞っていれば、どこかで誰かが自分を認めてくれると思っていた。
 
 

気づけば
 
「あれ、自分って、どんなだったっけ」
 
自分自身がどこにいるのかわからなくなっていた。  
 
 

本音を飲み込み続けたぶん、心が疲弊していった。  

ときには言いたいことを伝えたくても、「嫌われるのが怖い」と思って、つい沈黙を選んでしまう自分に、自己嫌悪すら感じるようになっていた。
 
ただ
 
そうしているのは自分自身なのに。
 
 

ずっとそうしてきた中で、自分の意見を明確に述べたことがあった。
 
空気は一瞬、重くなった。  

後日、数名が何となく距離を取るようになったのを感じた。
 
 
でもその一方で、ひとりの人がこう言った。  
 

「あのとき、言いたいこと言ってくれてありがとう。救われた」  
 
 

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かがほどけた。  
 

嫌われることで失ったものもあるような気もするけれど、それ以上に
 
「自分自身はどういたいのか」
 
ということと
 
素直でいても
「嫌われるばかりではない」
 
ということに気づいた。
 

それ以来、「好かれること」より「素直であること」を優先するようになった。  
 

とりあえず誰にでも合わせるのではなく、自分の価値観にそって言葉を選ぶ。
 

嫌われるリスクを恐れず、本音と敬意のバランスを学んでいった。  

すると不思議なことに、周囲にいてくれるのは「信頼でつながる人たち」で、自然なボクを受け入れてくれる。
 
 

嫌われることは、怖い。
 
 
それはひとりぼっちになりたくないという思いが強いんだろう。
 
 
でも一方では「自分を守った証」にもなりうるようにも思う。
 

すべての人に好かれる必要はないし、実際それは不可能に近い。  
 
 
いや、無理だ(笑)
 

だからこそ、「嫌われるかもしれない」と思う瞬間こそが、自分の軸を立て直す絶好のタイミングなんだと思う。  
 

本当に大切にしたい人たちは、ちゃんとそのままの自分を見てくれている。  
 

その選ばれた少数の信頼が、人生を驚くほど豊かにしてくれるんだと、今は確信している。

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