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誰とも話したくない時こそ、本を読む

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誰とも話したくない時こそ、本を...
【「誰とも話したくない時間」は、自分との対話を育てるための静かな入口になる】
 
人と話すことがしんどい。
 
誰かとかかわることに疲れてしまった。  
 
とにかく全てが雑音に聴こえる。
 
 

そんなとき、ありませんか?
 
私はもうしょっちゅうあります(笑)
 
 
何かしようとしても無気力。
 
何かやったら空回り。
 
 
 
そんなときは、もう無理に誰かと話そうとせず、 とにかく『一人で黙々と本を読む』
 
これです(笑)
 
他にも私なりの方法がいくつかありますが、今回は『黙々と本を読む』をお伝えしたいと思います。
 
 
 
 誰とも話したくないという時は、とにかく「ひとりになって整えたい」、そんな時ではないでしょうか。
 
ひたすらボーッとするのもいいし
 
とにかく好きな音楽を聴くもいいし
 
体を動かすもいいし
 
喋りたいことを喋り倒すもあり(笑)
 
 
ただ、いずれの時間も『言葉との関係性』が保たれていて(ボーッとしているようで頭の中のヒトリゴトがおさまらないとか)、結局は自分との対話が静かに育まれていませんか?
 
つまり、「誰とも話したくない」という感覚は、閉じこもるのではなく、『整える』ための時間。  

そしてその時一冊の本は、その時間に寄り添う『静かな他者』になっていると思っています。
 
 
 
【本は、「関係性の温度」を自分で調整できる対話のかたち】
 
人との会話には
  
・ 相手の反応に気を遣う  

・ 自分の言葉がどう受け取られるかを考える  
・ 関係性の温度を保つためのエネルギーが必要
 
 
といった『感情的コスト』がともないます。  
 
(これは負の感情でいる時の側面)
 
 

けれども本との関係には
  
・ 読むタイミングもペースも自分で選べて  

・ 反応を気にせず、自分の感覚に集中できるし  

・ 言葉を「受け取る」だけでなく、自分に『響かせる』ことができる
 
 
といった『自分との対話を支える構造』があると思っています。
 
さらに、『本』は
  
・ 自分の気持ちを代弁してくれる言葉に出会わせてくれて  

・ 今の自分では語れない感情を、他者の言葉を借りて表現ができて  
 
そして

・ 自分の中にある大切な『問い』を静かに育ててくれる
 
そんな存在のような気がして。
 
 
本は「話さなくても関係性を持てる第三者」として、孤独の中に意味を宿してくれる『大切な他者』だと感じています。
 
 
 
【誰とも話せなかった時期に、本が「言葉の再接続」を支えてくれた】
 
私がそうだったように、多くの方もまた職場での人間関係や家庭の変化によって、誰とも話したくない時期を過ごしたことがあると思っています。  

「言葉を出すことが怖い」
 
「誰かと関わると、余計に疲れてしまう」
 
そんな感覚の中で私が手に取れたのが、エッセイだったり哲学書だったり本との出会いでした。
 
 
そんな本の中には

・「言葉にならない感情を抱えている人間の姿」  

・ 「問いを持ち続けることの意味」
 
・ 「沈黙の中にある誠実さ」
 
が描かれていて、羅列されている文字から「自分の感覚が否定されていない」と感じられたものです。
 
そして、そこから少しずつ

・ 心に留まった本の言葉をノートに書き写したり
 
 自分の気持ちを「誰かの言葉を借りて」語ってみたり
 
・ 誰かに話すのではなく、『自分に語る』という営みを始めてみたり
 
そんなプロセスを経て、再び人との関係性に向き合えるようになったのが40歳を過ぎた頃でした。
 
だからこそ一冊との出会いが
  
「誰とも話したくない時期に、本が自分との関係を保ってくれた。  
それが、自分を見失わずにいられた理由だった」
 
と言えるような気がしています。
 
 
【「話したくない」は、言葉を整える時間であり、本はその『伴走者』になる】
 
 
人と話せないとき、無理に関わる必要はないと私は思っています。
 

けれども、言葉との関係を切らさないことは、自分を保つためにとても大切。  
 

そして本は
 
・ 自分のペースで関われる  

・ 自分の感情に寄り添ってくれる  

・ 自分の問いを育ててくれる
 
そんな、『静かな他者』として、孤独の時間に意味を宿してくれる存在。
 

そんな一冊の『本との対話』の中に、自分だけの本当の気持ちが息づいているように感じます。
 
今、誰ともかかわりたくないと思っているあなたへ。  
 
どうか人生を変える素敵な一冊との出会いが生まれますように😊
 
 
 
 
 

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