やりたいことが見つかった時に、まずやるべきこと
6月
24日
やりたいことが見つかった瞬間は、人生の中でも特にエネルギーに満ちた、何とも言い難い喜び感じる。
と同時に、その熱をどう扱うかによって、夢が実現に向かうか、遠のいていくかが分かれることもたびたび。
「やりたいことを見つけたら、まず何をするか」は、その後の行動の質を決める土台になっているようにも感じる。
見つけた“やりたいこと”に対し、まず最初に取り組むべきことは「動機の言語化」ではないかと。
どうしてそれをやりたいと感じたのか?
どんな価値をそこに感じているのか?
こんな問いを自分に投げかけて、感情や直感だけにとどまらず、自分なりの言葉で「動機」を整理することが大切。
それによって、やりたいことが単なる「願望」から「意思」へと変わり、他者に共有したり、自分の判断軸に組み込んだりできるようになる。
たとえば
私の経験を述べると、「人の話を聴く仕事がしたい」という想いが生まれたなら、それは「人の力になりたい」からなのか、「心のしくみに興味がある」からなのか――その動機の違いによって、そこからまた歩んでいく方向性も異なっていくような気がする。
そして動機が言語化できたら、次はできるだけ小さく、現実的な一歩を踏み出す準備を考える。
「その分野の本を一冊読む」
「関係者に話を聞いてみる」
「仮のスケジュールを立ててみる」
など、準備段階でできることを行動に落とし込むことで、行動のハードルを下げ、自然とエンジンがかかってくる。
大きな夢ほど「準備が整うまで待つ」姿勢を取りがちですが、実際には「とりあえずやってみる」ことでしか得られない発見や修正がある。
完璧な計画よりも、まずは頭だけでなく「手を動かす」ことこそが、やりたいことを「実体化」させる鍵なのかもしれない。
そして最後に、やりたいことを自分だけの内側にとどめていると、日常の中で埋もれてしまう。
そこで有効なのが、信頼できる人に話したり、SNSなどで少しだけ表明するといった「外への発信」が自分を後押しする。
というか、進まざるを得ない環境になる(笑)
人に話すことで、応援者や仲間が現れたり、偶然のきっかけが生まれたりすることが多々あった。
また、自分が口にした言葉が「約束」や「動機づけ」となり、行動の促進力になることもたくさんあった。
つまり、やりたいことは、環境との関係性の中で育っていくんだろう。
やりたいことを見つけた瞬間は、心が開き、未来への可能性が広がる貴重な時間だったりする。
そしてその想いをかたちにするには
「なぜやりたいか」
を言葉にし
「できること」
から動き始め、環境とつながっていくというステップがとても重要。
やりたいことは、静かに温めておくだけでは叶わない。
そして温めておくだけだと、もったいない。
だから、自分の意思と具体的な行動で「秘めた願い」をまずは「生きた願い」にしていく必要がある。
まずは、未来を分ける最初の一歩を踏み出してみよう。