昨晩、音工場主催による梅田さんの出版記念パーティ「うめうめゆめうつつ」があり、ワヤン・バテル「スタソマ」が上演された。これは東京では初演。どうやら、梅田さんは、ワヤンを演じることを東京に来るまで知らされていなかったらしく、本人はかなり緊張していたようである。でも、たくさんアドリブも入り、とても面白かった。梅田さんの唄で、高田渡の「自転車にのって」と「アイスクリーム」まで飛び出し、大うけ。写真中央はちょうど「自転車にのって」のシーン。とりあえず、ハイビジョンのビデオを持っていって動画も撮ろうと思ったが、ビデオ撮影は禁止というお達しがあったので、写真を50枚近く撮った。ブログにどれをアップしようか悩んだが、とりあえず、この3枚にしました。一応、隠れながら、バリスの部分だけ動画も撮影したけどね! 「アイスクリーム」はコーン付きのソフトクリームかな...
昨日、KEIさんに招待券をいただいたので、ウィリアム・ド・モーガン展を見に新橋の汐留ミュージアムへ行ってきた。イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動はアール・ヌーヴォーにつながるものだが、陶磁器に関しては私はいまひとつ関心がない。しかし、今回は、なかなか面白かった。タイルを中心とした陶器だけだったので、陶器の制作技術などの説明がきちっとされており、興味を持てたということもある。
また、モーガンの絵付けは釉下彩陶器だということも、関心が深まった理由のひとつかもしれない。釉下彩陶器なので、顔料が釉薬に染込み、ラインや色がにじんでぼやけた感じになる。ここが、稚拙な感じを与え、マイセンやKPMなどの陶板とは違って、庶民的な親しみを感じる所以であろう。磁器の釉下彩と違って多くの色を使えるので、色の深みもあり、鮮やかで、そして、華やかである。デザインも動物や植物を船などをデフォルメし、パターン化して、とても楽しい。お勧めである。
ということで、KEIさん、どうもありがとう。
二枚貝の花瓶を購入したときに、もうひとつロストランド窯の小さな花瓶を購入した。高さ10.5cm、約100年前に作られた。作家はNILS EMIL LUNDSTROM。二枚貝と同じように浮き出ている花が花瓶の周り3面に描かれている。とてもロストランドらしいかわいい花瓶だ。
ちょっと霞んでいますが、富士山です。だんだん冬に近づいているので、光の透過率が高く、最近は雨の後でも富士山が見えます。
今日は久しぶりに海外のオークションに参加しようかなと思ったのですが、降りました。円が強いので買い時なんだけどな...。なかなか難しい。
最近良く鎖が外れて庭を駆けずり回っているカイ。別に庭の中なので、問題ないのですが、車で出かけるときに捕まえるのが一苦労。そこで、頑丈な新しい鎖を購入しました。複雑な顔で新しい鎖を見つめているカイでした。
リニューアルされた、たまプラーザ駅に入った有隣堂にありました。夜10時まで開いているのですが、帰りが遅いので、今まで、なかなかチェックできませんでした。昨晩7時頃、駅に到着したので、フラッと寄り探したら、紀行エッセイの棚にありました。
売れるといいですね。棚の端の方にありましたので、真ん中に移動して写真を一枚。
ところで、帰宅して食事中の家族にこの写真を見せると、大学受験勉強中の長男が、慶応の世界史に「インドネシア・ジャワ島の影絵芝居を現地の言葉で何と言うか。」という過去問題があると教えてくれました。そして、長男は、梅田さんのワヤンを昔、見にいったことを覚えていました。もう10年位前の話です。私が忘れていました。次男は、さすが10年前のことは覚えていませんでしたが、昨年ブログにもアップした有楽町で行われた梅田さんのワヤンのことはもちろん覚えていました。しかし、ワヤンのことで、話が盛り上がるとは思いませんでしたね。
寒くなりましたね。公園の木も、黄色や赤などカラフルになってきて、落ち葉もたくさん。今朝のカイの散歩には、マフラーと軍手をしていきました。
シングルレコードを整理していたら面白いものが出てきた。1987年にビクターから発売されたドリーム・ガールズ「銀座カンカン娘」のドーナツレコードである。作詞は佐伯孝夫、作曲は服部良一。ジャケットはなんと使用禁止となった黒人を使ったカルピスの昔のマーク。銀座カンカン娘とは1949年の東宝映画のタイトルであり、その映画の主題歌だったようである。オリジナルは主演の高峰秀子が歌い、同じ1949年にビクターから発売された。4番にカルピスという製品名が歌詞に出てくるので、NHKなどで流されるときは3番でフェードアウトされたらしい。当時、作詞家の佐伯孝夫は、カルピスが製品名とは知らずに使ったらしく、オリジナルにはまったくカルピスは関わっていない。
このドーナツ盤の銀座カンカン娘はカルピスはもちろん関わっている。こんなに会社のマークがジャケットに使われているものね。しかし、B面の大阪娘も古い曲なのだろうか。良く知らない。作詞は村雨まさを、作曲はやはり服部良一である。
北欧スウェーデンのロストランド窯、彩磁二枚貝文花瓶です。時代は約100年前、直径14.5cm。ひさしぶりにロストランドを購入しました。これは、もう3年以上ある業者のところにあったものです。もうひとつ同じくらいの間あった蜻蛉のトレイはやっと夏に売れたようです。こういうものは、なかなか動かないのでしょうかね。いいものだと思うのですが。
この花瓶、二枚貝が3面にあるのですが、それ以外には青磁釉がかけられています。ロストランドの青磁釉のものはお皿を1枚持っていますが、なかなか珍しいものです。
昨日の午後2時から、学芸員の解説があったので泉屋博古館分館へ「幻の京焼 京都瓢池園」を見てきました。とても、勉強になりました。瓢池園は、東京と思っていましたが、明治40年に京都へ移ったんですね。ふくべ焼ともいうのですね。この「ふくべ」という銘が、また、清水六衛兵の銘とぱっと見よく似ていました。まあ、それは置いといて、やはり、1900年のパリ万博は当時の陶磁器界にとって、とても影響が大きかったのだということを改めて認識しました。
最初に展示されていた東京瓢池園の釉下彩鯉図陶額は、釉下彩ではなくイングレイズだと思ったのですが、どうなのかな?学芸員が説明していましたが、聞いてもわからないと思ったので黙っていました。図録を見ると近代国際陶磁研究会のメンバーが協力しているので、今度聞いてみます。
東京瓢池園と異なり、窯変釉の作品が多かったのも1900年の万博の影響でしょうね。染付けの醤油さしが、かわゆくてよかったな...。
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