9日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、およそ300ドル値上がりし、最高値を更新して、今週の取り引きを終えています。
9日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて297ドル3セント(0.89%)高い、3万3800ドルセントで取引を終えています。
ダウ平均株価はこれで3日連続の値上がりで、今週月曜日、週明けの(5日)につけた「3万3527ドル19セント」のこれまでの最高値を更新して、今週の取り引きを終えています。
好調な経済指標やワクチンの普及を背景に、市場ではアメリカ経済回復への期待が根強くあり、この日も、取り引き終了にかけて続伸して値上がり幅を広げました。
8日のニューヨーク株式相場は、利益確定の売りと米長期金利の低下を受けた買いが交錯し、もみ合いで始まりました。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時45分、前日終値比80ドル03セント安の3万3366ドル23セントまで値を下げています。
ダウ平均株価の終値は、前日比57・31ドル(0.17%)高の3万3503ドル57セントでした。値上がりは2日連続となり、最高値を更新しています。
米長期金利が低下し、事業への負担が和らぐとの見方から、IT関連企業の買い注文が膨らんだようです。
7日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比16ドル02セント(0.048%)高の3万3446ドル26セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスワクチンの普及を受けた米経済再開への期待や、米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測が相場を下支えしました。ダウ平均株価は過去最高値圏にあり、このところ上昇が目立っていた銘柄への利益確定売りで下げる場面もありました。
(FRB)が午後に公表した議事要旨で、参加者が雇用や物価目標に向けた進捗が確認されるまで「現行のペースの資産購入が続く」とみていたことが分かりました。経済正常化が進んでも金融緩和が継続されるとの見方が広がっています。
全体的に様子見の雰囲気が強まっているようです。市場は次の上げ材料を待っている雰囲気もあり、様子見状態で来週の大手銀を皮切りに1-3月期の決算発表が始まるほか、<バイデン>大統領が提案している2兆ドル規模のインフラ計画の議会での審議も本格化してきます。いまのところは、その動向を待ちたい姿勢が強まっている状態のようです。
6日のニューヨーク株式相場のは、前日の史上最高値更新を受けた利益確定売りが先行し、反落して始まりました。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分、前日終値比65.02ドル安の3万3462.17ドルと値を下げて始まりました。
一時前日値に戻す場面もあり、反落が続きましたが下値は堅く、終値は前日比96ドル95セント(0.29%)安の終値3万3430ドル24セントで取引を終えています。
連休明け5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、連休前の1日の「3万3153ドル21セント」からの上げ幅が一時300ドルを超え、取引時間中の過去最高値を1週間ぶりに更新、開始直後の午前9時35分現在は前営業日終値比319.42ドル高の3万3472.63ドルをつけました。
終値は、先週末に比べて373ドル98セント(1.13%)高い、3万3527ドル19セントで取引を終えています。
2日発表の米雇用統計で非農業部門の就業者数が市場予想を上回ったことが、アメリカ経済の回復スピードが加速しているとの見方が広がりました。米景気回復加速への期待感が高まり、ダウ平均株価は(3月29日)につけた終値「3万3171ドル37セント」を上回って史上最高値を更新しました。
また株価の重しとなっていた長期金利の上昇も抑えられ、これまで回復が遅れてきた雇用の改善が進んでいるとの期待が膨らみ、サービス、観光、航空業などの業績回復が見込まれ、感染再拡大が依然リスクですが、ワクチンの普及と追加の経済対策が追い風になっているようです。
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比171ドル66セント(0.52%)高の3万3153ドル21セントで取引を終えています。
米長期金利が低下し、高PER(株価収益率)の主力ハイテク株に買いが入りました。<バイデン>米大統領が前日に公表したインフラ投資計画には半導体の米国生産を支援する補助金が含まれており、成長期待が高まった半導体株の上昇も相場を支えたようです。
1日の米債券市場で長期金利は(1.7%)を下回って推移しています。今週に付けた昨年1月以来の高水準(1.77%)から上昇が一服しており、長期金利上昇を受けて売られていた主力ハイテク株が買い直されました。
また、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「マイクロンと同業のウエスタンデジタルがキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールティングス)の買収を検討している」と報じたこともあり、いずれも半導体業界の長期的な成長期待を後押しする材料となり、半導体関連株が軒並み買われています。
31日のニューヨーク株式相場は、続伸して始まりましたが、終盤に利益確定売りに押され、続落しています。ダウ工業株30種平均は前日終値比85ドル41セント(0.26%)安の3万2981ドル55セントで取引を終えています。ダウ平均株価の3月の月間上昇率は(6.6%)と、昨年11月(11.8%)以来の大きさでした。
<バイデン>米大統領が発表するインフラ投資を中心とした2兆ドル規模の新たな財政出動が伝わり、ダウ平均は上昇して取引が始まった。道路や橋の修復に加え、電気自動車の普及支援やデジタルインフラの拡充も盛り込んだ。一方、法人税の引き上げなどで財源を賄います。
市場では、「増税による企業へのマイナスを考えても、財政出動の恩恵が大きい」との見方で、景気回復の加速への期待が広がりました。ただ一方で、大型財政出動や増税には野党共和党が反対しており、「政権が提案したまま実現するとは考えにくい」との判断もあります。
ダウ平均株価はこのところ、高値水準で推移しており、終盤にかけては利益確定売りに押され、マイナス圏に沈んでいます。最近、上昇していた景気変動の影響が大きい銘柄の下落が目立ちました。
30日の米株式市場でダウ平均株価は小反落模様でした。ヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルの問題で金融株やバイアコムCBS、ディズカバリーといったストリーミング関連株への売りが強まっていましたが、30日はその動きも一服しており、それらの銘柄は買い戻されている。市場では金融業界への不安は強まっているものの、市場全体への影響は限定的との見方が有力となっているようです。
前日比104ドル41セント(0.31%)安の3万3066ドル96セントで取引を終えています。
米株式市場は引き続き、大規模な追加経済対策への期待や、ワクチン接種が予想以上に展開を早めており、景気回復への期待を高めています。
<バイデン>大統領は4月19日までに米国の成人の90%にワクチン接種の資格が発生し、利用できる薬局の数も2倍以上に拡大すると述べていますが、一部の州では感染が再び拡大の気配が見られており、株式市場も神経質になっています。欧州では感染第3波が広がりを見せ始めていることも気掛かり要因です。
30日の東京株式市場で日経平均株価は、始値は前日比19円48銭安の2万9365円04銭の反落から始まりました。実質的な新年度入りとなるなか、期初の利益確定売りから始める機関投資家も多く上値は限られました。
きょうは3月期末の配当権利落ち日で、指数を178円程度下押しした。米投資会社アルケゴスとの取引に関連した巨額取引への警戒感が残るなか、保険業や銀行業、証券商品先物への売りが目立ち、下げ幅は100円を超える場面もありました。
わずかながら大引けの段階で4日続伸し、前日比48円18銭(0・16%)高の2万9432円70銭で取引を終えています。
新型コロナウイルスのワクチン普及により、いずれ経済は正常化に向かうとの根強い期待が相場を支えました。
ダウ平均株価が連日で過去最高値を更新した、米株式市場が動揺をひとまず回避し、中国や香港などアジア株式相場が堅調に推移したことが投資家心理を上向かせたほか、日銀による上場投資信託(ETF)を買い入れ観測も相場を下支えしたようです。
29日の米株式市場は、寄り付きはダウ平均株価は反落。金融株とバイアコムCBSが売りに押されています。マージンコール発生に伴い200億ドル規模の保有株の売却を迫られたヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルが先週末に前代未聞の大量ブロック取引を実施した余波がきょうも市場の不安材料でした。
アルケゴスとの取引に伴いクレディ・スイスや野村証券の巨額損失も伝わる中、米金融業界へも不安が強まっている模様でしたが、ダウ工業株30種平均は3日続伸して引けています。前週末比98ドル49セント(0.3%)高の3万3171ドル37セントで取引を終え、連日で過去最高値を更新しています。
新型コロナウイルスのワクチン普及に伴う経済活動の正常化期待から主力株に買いが入りました。主力小型機の受注が伝わった航空機のボーイングが上昇し、ダウ平均を押し上げています。
エジプトのスエズ運河庁は29日、大型コンテナ船「エバーギブン」の座礁で遮断されていたスエズ運河の通航が再開したと発表しました。貿易の混乱が正常化に向かうとの見方も投資家心理の改善につながったようです。
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