7日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比16ドル02セント(0.048%)高の3万3446ドル26セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスワクチンの普及を受けた米経済再開への期待や、米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測が相場を下支えしました。ダウ平均株価は過去最高値圏にあり、このところ上昇が目立っていた銘柄への利益確定売りで下げる場面もありました。
(FRB)が午後に公表した議事要旨で、参加者が雇用や物価目標に向けた進捗が確認されるまで「現行のペースの資産購入が続く」とみていたことが分かりました。経済正常化が進んでも金融緩和が継続されるとの見方が広がっています。
全体的に様子見の雰囲気が強まっているようです。市場は次の上げ材料を待っている雰囲気もあり、様子見状態で来週の大手銀を皮切りに1-3月期の決算発表が始まるほか、<バイデン>大統領が提案している2兆ドル規模のインフラ計画の議会での審議も本格化してきます。いまのところは、その動向を待ちたい姿勢が強まっている状態のようです。
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