本書は2部構成で、第一部は『小説すばる』に掲載された7話からなり、第二部は文庫本のために書き下ろされています。
第一部では、福岡を拠点とするヤクザの<馬場組>が、フロント企業として<倶利伽羅紋々スタッフサービス>を立ち上げ、読者に目的がわからないまま零細旅行会社社長<飯田>、旅館<武富>の主人<芦野>、コンパニオン会社の経営者<岡田>、県労働局の役人<西丸>、パソコンが得意な大学生<鈴木>、大型ドライバーの<大胡>、居酒屋店主<藤枝>、など7名をヤクザな手口で誘い込み、<倶利伽羅紋々スタッフサービス>の社員として引きずり込まれます。
第一部に登場する7話それぞれが楽しめる内容で、すっかり福岡弁の世界に引きずり込まれました。
第二部では、集められたメンバー達が<倶利伽羅社>の目的を推理するなか、暴力団滅亡を掲げる警察の面々が登場、結末が予測できないなか、怒涛のノンステップミステリーが展開、ハラハラドキドキのコンゲームが楽しめました。
神戸元町商店街は、ハイカラでモダンで粋な通りでしたが、今は昔の面影を見つけるのは難しくなりました。
周辺に多くのマンションが建ち並び、商業地域と言うよりは、住宅地の趣に変わりつつあります。
日常生活者が増えた事により、元町通6丁目あたりには、八百屋さんが山側・海側にと、2軒営業されています。
海側の八百屋さんを曲がりましたら、大きな鳥籠がありました。
なんと、烏骨鶏(うこっけい)が網の向こうで餌を食べていました。
皮膚、内臓、骨が黒いという知識はありましたが、実物を見るのは初めてで驚きました。
羽毛は成鳥でも、ヒヨコのような綿毛ですし、一般的な鳥類は指の数が4本ですが、うこっけいは5本(以上)ある特殊な鳥です。
そして一番驚いたのが、玉子1個を350円で販売されているようで、普通の玉子なら十数個は買える値段です。
味も良く栄養価も高いと聞いておりますが、1個350円では、高嶺の玉子です。
複合商業施設モザイクをはじめ、阪急百貨店やユニクロ等のお店がある神戸ハーバーランドも、街が出来て18年目を迎えています。
地元の人は迷わずに高速神戸駅やJR神戸駅から歩けるでしょうが、他都市から来られた人達には、行き方が分からないとの苦情が多い場所になっています。
評判が悪いので、今年の初めに案内ボランティアを80人ばかり募集し、実験的に案内所を置いていましたが、その後は見かけません。
最近、長さ30センチばかりの表示が、10メートル間隔で、地下街の床に張られています。
親切心だと思いますが、本当に役に立つのか試しに歩いてみましたが、ここから難しい所だという肝心の分岐点で終わりでした。
中途半端な表示は、トラブルのもとです。
明日からのゴールデンウィーク、来客も多くなる観光地として、気になる案内表示です。
大きなチキンカツの定食を食べようと、お店の暖簾をくぐったのですが、選んだのは「鯵フライ定食」(550円)です。
チキンカツ・トンカツ・コロッケ・だし巻き・ミンチカツ・煮魚等の定食はすべて550円。
一番高い天ぷら定食でも、650円という食事処です。
このお店、初めて来たお客さんはすぐに分かります。
慣れている人は、入口近くに並べられている小鉢をひとつ選んで席に着きます。
「入り口で、好きな小鉢取ってくださいね」とオネイさんから言われている人は、初めてのお客さんです。
小鉢も、今日はポテトサラダ・大根おろし・高野豆腐・カボチャの煮付け等数種類ありますので、選ぶ楽しさがあります。
肉厚で揚げたてのイワシフライは最高ですが、猫舌の私は、ガブリと一口目に上あごを火傷してしまいました。
サラリーマン達のお昼時間を外しますと、高齢のご婦人方が多く来られるのも、オネイサン達だけで切り盛りしているお店という、安心感があるのかもしれません。
神戸港開港90周年記念事業として、昭和38年(1963年)に建てられた【神戸ポートタワー】の改修工事が完了、明日から再オープンを迎えます。
タワーの中心部の円筒部に、発光ダイオド(LED)の照明器具を約7000個設置しており、7色の輝きでタワーが浮き上がるそうです。。
試験点灯でもしているのかと足を運びましたが、残念ながら遭遇はいたしませんでした。
昨年11月より作業ネットで覆われていた神戸ポートタワーですが、久しぶりに高さ108メートルの全景が眺められただけでも楽しめました。
先週の4月23日(金)に、開店したばかりのカレー店です。
新規開店のお店にはすぐに行くこともなく、落ちついた頃に訪問する性格なのですが、今回は特別です。
なにせメニューに辛さ10倍、20倍、100倍、200倍、500倍とありましたので、激辛好きとしては、飛びついてしまいました。
カツカレー、エビカレー、ネギビーフカレー等が800円ですが、初めて訪れたお店ですので、基本だと思われる「モジャカレー」(600円+辛さ10倍分50円追加)を頼みました。
ラッキョウと福神漬はポットで置かれていますので、写真の色合いも考えてのせています。
一口食べて、「甘ぁ~」というのが正直な感想で、これで辛さ10倍では、よほどオリジナルは甘いのだと思います。
お勘定のときに
「10倍はいかがでしたか?」と聞かれ
「甘いです。ベースが玉ねぎですね」と答えれば、
「よくわかりましたね」との返事。
「200倍食べ切りますと、お店に写真を張りますよ」と言われました。
なんだかそこまで行くと、お遊びの世界のようで、ごちそうさまでしたと出てまいりました。
複合商業施設のモザイクの南側に、入園料無料の小さな遊園地があります。
ミニコースターやメリーゴーランドなどがありますが、遊園地としてはとても小さい規模です。
1995年、「ワンダーホイール」という世界で初めてイルミネーション機能を持った大観覧車が設置され、神戸の夜景を飾る役目を果たしています。
大観覧車には、32基のゴンドラがありますが、そのうちの1基(25番)が、2003年7月に【スカイハーバー】という名称で、全面シースルーで作られています。(写真のヤシの葉の横です)
神戸港全体を見渡すにはいいでしょうが、ゆっくりと楽しみたいカップルには、丸見え状態なのはありがた迷惑かなと眺めておりました。
クーデターで失脚したタクシン元首相の支持者の反政府デモで、日本人ジャーナリスト村本博之さんが銃撃に遭い、亡くなられました。
告別式が執り行われてから、一週間が経ちました。
報道ジャーナリストとして、使命感に燃えていたことだと思います。改めてご冥福を改めて祈りたいと思います。
さて今日は『偽りのホワイトハウス』を読み切りました。
元ブッシュ大統領の報道官の回想録です。
ブッシュと同じテキサス州出身の著者ですが、冷静に、イラク戦争に突入した経過を包み隠さず書いています。
ジャーナリズムを選挙に勝ち抜くために利用し、勝ち抜いた後も情報操作を繰り返していた現状がよく描かれています。
報道と取材の自由をかけたジャーナリストが、今の日本に存在するのかと改めて疑問に感じました。
政府の発表記事を鵜呑みに、そのままの報道しているだけで、自らの目と耳と足で疑問点を厳しく問うこともなく、隠された真実を探ろうともしないメディアは、もはやマスコミの本質を忘れているのではないでしょうか。
安全な日本にいて、バンコクのデモ風景を眺めているでけではなく、各社それぞれのコメントを付けて報道すべきだと、村本さんの出来事に重ね合わせて読み終えました。
今日は、所属しております業界の神戸支部総会が、昼から行われました。
例年通り、総会の後には懇親会が予定されており、午後5時からの開会を待っています。
モザイクの3階にあります、ニューミュンヘン【ハーフェンブルク】のパーティ会場を貸し切っての懇親会です。ビール飲み放題セットですので、ビール党としては、ありがたい内容です。
昨年迄は、副支部長を務めていた関係上、毎年懇親会の司会役を務めておりました。
懇親会を盛り上げる役目ですので、落ちついて呑むことができませんでした。
今年はヒラ理事の立場で気楽な参加、おおいに黒ビールを楽しませていただきます。
福原にあります【餃子のバラモン】さんもそうですが、このお店も餃子が主体なのですが、不思議と餃子を注文する機会は少ないです。
今日のお昼ご飯は「ジャージャー麺定食」(550円)を選びました。
メインのジャージャー麺に、玉子サラダ・冷やっこが付いてのこの値段ですから、ありがたいことです。
お昼の定食が断然お得で、夜ですとジャージャー麺単品で500円になります。
「豚汁定食(ハンバーグ付)」(630円)も、豚汁だけでは350円ですから、こちらもお勧めです。
引き肉の入ったピリ辛味噌とネギを箸で混ぜながら食べるジャージャー麺は、最高です。
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