連休も特殊な人を省けば、今日が最終日。
神戸ハーバーランドも、多くの観光客で賑わっておりました。
ハーバーランドの玄関口にありましたホテルニューオータニも、撤退してはや5カ月経ちました。
隣接するように「ファミリオ」のテナントビルがあるのですが、写真のごとく<閉店しました>の案内ばかりです。
観光客も、「入っても、店ないねぇ〜」と言い合っておりました。
飲み屋街のテナントビルも、スナックが閉店しているにも関わらず、空家ばかりでは体面が悪いのか、前のお店の看板がそのままというのが目立ちます。
閉店したお店の経営者としては、昔の店舗名の看板やロゴがそのまま残されているのは、いい気分ではないと思うのですが、気にする人も少ないのでしょうか。
連休最後の日、元町通は多くの人で賑わっています。
そんな中、行列が出来ているお店を発見しました。
この5月2日に開店したばかりの、【はらドーナッツ】に並んでいる人たちです。
ビルの1階が【はらドーナッツ】、豆乳ケーキの【はらロール】、そして2階が【カフェ豆茶】と3部門構成になっています。
神戸の大きな市場がある、東山町で昭和43年から営業されている【原とうふ店】さんが母体のお店です。
2階のカフェでは、豆や豆腐を活かした丼や豆乳キッシュが楽しめますし、もちろん1階で販売されていますドーナッツやロールケーキも楽しめます。
健康志向が強い中、いい大豆を用いて味・質とも味わいのよいものを提供し続けて頑張ってもらいたいです。
来る5月8日(土)・9日(日)には、「第10回神戸新開地音楽祭」が開催されます。
湊川公園のメイン舞台を中心に、徒歩圏内に5会場のステージが設けられ、お昼の12時から18時頃まで、多種なライブステージが繰り広げられます。
音楽祭ということで、たくさんの人出が新開地に集まりますが、一番南側の当たります「BIGMANステージ」周辺の街灯が塗装工事をしていました。
慣れているとはいえ、軽自動車の上に脚立を2脚組み合わせての作業、アクロバット的な感じで眺めておりました。
このお店の近くには、行列のできる【カツ丼吉兵衛】さんがありますが、並んでまでは食べようとは思いません。
カツ丼系が食べたいときには、店名からもすぐに分かりますが、【どんぶりころころ】さんに出向きます。
ここの丼の特色は、ふつう味・中華味・カレー味・ソース味と、同じ素材で4種類の味付けが楽しめることと、ごはん大盛りが同じ値段と言うことです。
本日選んだメニューは、ふつう味の「とりぷるミックス丼」(600円)です。
大きなエビフライとトンカツに卵とじがかかり、その上にチキンカツがのっています。
チキンカツには卵とじがかかっていませんが、しっかりとした下味処理されていますので、そのまま食べても十分に楽しめます。
写真では、下に隠れたえびフライやトンカツが分かりずらいのですが、結構なカツの量ですので、普通の丼の調子で食べていますと、ご飯がたりなくなり、カツだけを食べる羽目に陥ります。
素麺の入った味噌汁と取り放題の厚く切られたタクワンが、丼の味をより一層良くしてくれますが、美人ママさんの笑顔が一番いい味わいかもしれないお店です。
ゴールデンウイークの一環として、元町通で、小学生の絵画展が開かれています。
多くのの展示パネルが置かれていて、それとなく見て歩いていましたが、思わず足がとまる作品がありました。
んん〜、絵画というか、書道といううか、面白い発想に思わず拍手でした。
この感性を、ぜひ生かしてほしいものですね。
神戸は映画発祥の地として、明治29年(1896年)、神戸倶楽部において映画が一般公開されました。
子供の頃は、三宮・新開地は映画全盛期で、軒並みと言う言葉が適切なぐらい、数多くの映画館がありました。
いまは複合映画館(シネコン)が主流になり、途中入場もできないという不便さで、足が遠のいています。
今年初めから、映画好きの医師自らが元町通4丁目にある2階建のビルを購入され、60席ばかりの映画館として改修工事を進めています。
今年8月の開館の予定ですが、日の目を見る機会の少ない上質の作品を、今から期待しています。
通勤時に向かいます山陽東須磨駅手前のお家に、小さな植込みがあります。
その前を毎回通りますが、心もとない輩が、いつも缶コーヒーの空き缶をポイ捨てしています。
3個4個と貯まりますと、お家の方が片付けられているようですが、いたちごっこです。
綺麗な植え込みなのに、いつも悲しい気持ちにさせられます。
他人に迷惑をかけず、空き缶ひとつも処理出来ないモラルの低下は、直ることはないのかな。
ホームレスの人が喜ぶと思いますので、空き缶に、昔空きビンがそうであったように、10円でも20円でも補償金の上乗せを望みたいです。
ポイ捨てもなくなり、まちの美観も損なわれることなく、一石二鳥になるはずです。
近所の生け垣のハゴロモジャスミンの蕾が、膨らんできました。
2輪だけが、先発隊として咲きだしています。
紅色の蕾ですが、開花すると白い5弁の花が咲き誇ります。
香り豊かなジャスミンですので、前を通りますと、何とも言えぬ芳香に足が止まりますね。
これからしばらくは、いい匂いで楽しめる通勤道になりそうです。
「ファルコンさん、いらっしゃい」
「連休明け、ママ手術でしばらく入院やもんな。万が一のこともあるから、ボトル空けにきたわ」「縁起でもないこと、言わんとぃてぇなぁ」
【OBABA】は、居酒屋といいながら肴が何もないお店です。
お客さんは、呑むだけか唄うしかなく、今日のアテは「いちご」でした。
「ママ、イチゴどのくらいの商標登録あるか知っている?」
「そんなん、知るわけないでしょう」
「166種類が登録されているんやで。石器時代から食べられてきたけど、日本に来たのは江戸時代。明治に入ってから、栽培され始めてん」
「ふう~ん」
「食べ方は、ヘタの方から食べなあかんで。先の方が熟しているので、まず酸味を味わってから、先っぽの甘さを感じて食べるのが、正しい食べ方なんや」
「ふう~ん」
今宵もまた、つまらない会話で夜は更けていきます。
扉を開けると奥深い店内は、昼は近所のサラリーマン、夜は家族連れと賑わっていた中華料理店【元町一貫楼】さんが、本日42年の歴史に終止符を打たれます。
馴染みのオネイサン達ともお別れで、「残念ですね」との言葉に、「長年、ありがとうね」と、小さな声が返ってきました。
閉店という最後のお別れの日に選んだお昼ご飯は、迷わずに「しゅうまい定食」(580円)です。
神戸は町中に多くの中華料理店が点在していますが、「しゅうまい定食」はこのお店だけかもしれません。
具のしっかり詰まったプリプリのえびしゅうまい8個を、からしをたっぷり付けて、味をかみしめながら頂きました。
オネイサンの、「ドン(丼))、テン(天)、ポンに、A」=(中華丼、天津飯、チャンポン麺、A定食)と、厨房の大将に注文を通す元気な符牒も、今日で聞き治めかと思うと、淋しさがこみ上げてきました。
神戸の老舗が、また一軒消えてゆきました。
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