今日5月23日は「ラブレターの日」です。
「こい(5)ぶ(2)み(3)」(恋文)の語呂合わせと、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日が重なった事によるようです。
ほとんどの方は、メールやワープロ作製の手紙を利用する昨今、万年筆を握りながら自分の思いを伝える人がどれだけいるかなぁと、考え込んでしまいます。
「変しい変しい」と誤字などが漫才ネタになりましたが、相手に対する必死な思いが伝わる文言でもありました。
いつも立ち寄ります新開地タウンの立ち呑み【福寿】で、以前店長をされていた甲斐さんが、明石の人丸駅前にお店を出されました。
偶然に再会し、奥さまと二人でお店を開かれたと聞き、これは何を差し置いても出向かないわけにはいきません。
<お好み焼き・鉄板焼き>のお店と聞いていましたが、立派な店舗の造りに驚きました。
8人席の鉄板テーブルが2台に、カウンターで10人以上は座れるでしょうか。
折角の機会ですから、野菜炒め(380円)で下地を作り、最後はミックス焼き(700円)で〆ました。
今日の神戸は真夏日の暑さで、呑んだ生ビールの数は??です。
鉄板に乗せるアルミホイルの縁も、綺麗に折りたたんでいる気遣いは、さすが甲斐さんです。
値段も良心的で、こちら側が大丈夫かなぁと心配してしまいます。
開店して3カ月、これからが大変だと思いますが、ささやかながら応援してゆきたいお店です。
今日から6月6日まで、JR東京駅とJR宇都宮駅構内で、<YRBISU特製駅弁>「エビス亭 下野 新緑乃膳」(2000円)が限定1000食で販売されます。350mlの缶ビール付きです。
販売元は「有限会社松廼家」さんとあり、神戸花隈で有名な料亭です。創業は大正6年(1917年)ですが、阪神・淡路大震災でお店は全壊、今は三宮のビルの一角の中で営業されています。
生モノですから、ネットの販売も予約も出来ないのが残念です。
特製風呂敷を紐解き、料亭の技が詰め込まれた2段重ねのお弁当、食べたいですねぇ。
『パッチギ!』(2004年)の<井筒和幸>監督が、お笑いコンビ「ジャルジャル」の<後藤淳平>、<福徳秀介>を主演に、2006年6月19日に発生した東大阪集団暴行殺人事件(集団リンチ)を元に描く青春映画『ヒーローショー』が、(R159+)指定として2010年5月29日より全国で公開されます。
目標もないまま自堕落な生活を送る専門学生の「鈴木ユウキ」(ジャルジャル・福徳秀介)は、ヒーローショーの悪役バイトを始めます。ある日、バイト仲間の「ノボル」(松永勇人・ギガレット)が「ユウキ」の先輩「剛志」の彼女を寝取ったことで、ヒーローショーの舞台上で2人は殴り合いを始めてしまいます。
その後も「剛志」は「ユウキ」も含め悪友たちを招集し、「ノボル」をゆすろうとしますが、「ノボル」も自衛隊上がりの悪友「石川勇気」(ジャルジャル・後藤淳平)を集め報復に出ます。次第に彼らの暴走はエスカレートしていき、ついには殺人事件が起きてしまいます。
本書の単行本は2007年11月に刊行されていますので、1917年1月25日生まれの著者として90歳の作品になり、おそらく最後の長篇小説の執筆ではないかなと見ています。
小学生ながら天才的な絵の素質を持つ12歳の<俊>ですが、祖母<松代>と伯母にあたる<紗江>と一緒に志木温泉に泊まりに出向いた際、ひとりで石仏をスケッチしに出かけますが、轢き逃げ事故に遭い亡くなってしまいます。
偶然その場に居合わせた議員秘書の<南原>は献身的な救助をしながら、警察に通報、<俊>が死に際に「めがねの男・・・」と言ったと担当の<土田>警部に伝えていました。
<紗江>は葬儀を済ませ、改めて現場に出向きましたが、<南原>の目撃談とつじつまがが合わないことを発見、彼が轢き逃げ犯でないかとの疑惑を募らせ、30歳で亡くなった姉の忘れ形見である<俊>に対して並々ならぬ愛情を注いできた<紗江>は、秘かに轢き逃げ犯の殺害を計画していきます。
本書で登場する<土田>警部は、本書の49年前に著した『天狗の面』(1958年)に登場する<土田>巡査の息子ですが、半世紀を超えての関わりは、著者のファンとしては懐かしく、またいい脇役として登場していました。
辛いカレーが好きだと伝えておりますと、阪神石屋川駅の近くにいいお店があるよと教えて頂き、出向いてまいりました。
簡素な住宅街の一角にありますので、知る人ぞ知るという感じのお店です。
カウンター席6席という小さなお店を、おばちゃんとお手伝いのオネイサンで切り盛りされています。
辛さ2〜3倍で50円、4〜5倍で100円高くなる表示が張られています。紹介者曰く何倍でも>辛いのは作れるとかのことですが、値段も高価になるようで、取りあえず遠慮しておきました。
選んだメニューは、柔らかく煮込んだ牛スジ入りの「みいちゃんカレー」(700円+100円<5倍>)です。
「5倍で」と言い添えましたら、「辛いですよ」とおばちゃんが気を使われましたが、「大丈夫です」と期待感一杯で待っておりました。
ルーは、カツオダシ・灘の清酒白鹿・山口県「柳井」の甘露醤油をベースに16種類のスパイス仕立てで、純和風なカレーです。
余裕を持っての辛さでしたので、自分自身の味覚が一般的でないのかと、改めて感じておりました。
先人のお客さんは、カウンターの上にあるアメ玉をつまんで帰られました。
どうも、口直しに置いてあるようです。
背後の壁には、お笑い系のタレントの色紙が多く飾られています。
珍しく和風系のカレーということで、取材が多いのかもしれません。
第一作目の 『京都 大文字送り火 恩讐の殺意』 に始まり、<名探偵・星井裕の事件簿>シリーズとして、本書で八作目になります。
写真家の<星井裕>は、今回は『ルネッサンス・ジャパン』の龍馬特集ということで「龍馬逍遥」という舞台で人気役者の<中村龍之介>をモデルとして写真撮影の仕事をこなしていましたが、高知県の桂浜で同じ役者の<市河時蔵>の水死体が発見されます。
前日から<龍之介>の携帯電話に<時蔵>から自殺をほのめかす電話があり、事件性はないとみられていましたが、「龍馬逍遥」の舞台監督<黒沢巌>が自宅の火事で死亡、事件は連続殺人の可能性が出てきます。
<龍之介>の母親がわたしと同じ8月19日生まれの設定で、同日生まれの<ココ・シャネル>の香水「シャネルNo19」がいい脇役として登場、相変わらず京都の名所旧跡を散りばめながら、<星井>の名推理が冴える一冊でした。
裏路地ということもあり、商業地域でも人通りの少ない場所もあります。
そんな路地裏で、足が止まりました。
おそらく壁面のシートは、隣接するビルが解体した後の補修を、行っていないのでしょう。
何といっても、屋上に後から増築(違反建築)されたトタン仕様の建築物は、危険な状態です。錆も十分に出てきていますので、いつ倒壊するか分かりません。
近隣の方々も、このビルのオーナーに対して注意されないのか、行政指導も難しいのか、まだまだ安全な環境とは言い難い神戸のようです。
久々の訪問になりました。
<立ち飲み処>とお店の看板には書かれていますが、今は椅子が置かれています。
ママさん一人で切り盛りされていますが、値段も安くて味がいいお料理ばかりなので、いつ覗いても満員のお店です。
運よく今夜は、座りつくことが出来ました。
メニューはたくさんありますが、外せないのは「肉スルメ」です。肉のタタキをポン酢で頂くのですが、凝縮されたうま味で、この一品でビールのピッチが進みます。
ママさんが「ファルコンさん」と呼び掛けますので、お客さんが怪訝な顔をされます。
「ブログのハンドルネームなんですよ」と言えば、手持ちの携帯で検索していただきました。
お隣に来ていたご夫婦も、「帰宅後チェックさせていただきます」とのこと。
んん~、これで新規開拓2票は確保できたかな。
〆は韓国風冷麺、これまたいいお味のスープで、夏場に向けて定番になりそうです。
棗市にある扇町商店街の一角にある蒼林堂古書店はミステリー本専門の古書店です。
店主は<林雅賀>39歳です。官公庁に10年以上勤務しながら、ミステリー関係のライターをしている副業がばれて辞職、古書店を始めました。
ネットでの販売が主で、細長い店の奥には4人だけの喫茶コーナーがあります。
100円以上の売買で珈琲一杯のサービスがあり、また読んだ本は定価の9割で買い戻してもらえます。
日曜日になりますと店長の同級生でバツイチの<大村龍雄>、高校生の<柴田五葉>、小学校の先生<茅原シノブ>といった面々が集まり、登場人物たちが日常生活で経験する謎を、店主が見事に謎解きしていきます。
毎月起こる出来事が14話納められており、その話のなかで登場する本に関連するミステリーが話の最後に解説を交え、まとめられて紹介されている構成で、身近にこんな古書店があればいいなと、羨ましく感じながら読み終えました。
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