22歳の<工藤悠人>は、ある日「コエ」を耳にして惹かれるように廃車置き場に来てみると、一人の住職<筒井淨鑑>がおり、捨て置かれた冷蔵庫の中から5歳の少女<ミハル>を発見してしまいます。
生と死を扱う職業柄、<淨鑑>は<ミハル>と<悠人>を一緒にさせるとまずいと判断、遠くに養子に出したこととして、母<千賀子>と二人で<ミハル>を育てていましたが、村では次々と不可解な事件が発生していきます。
27歳になった<悠人>は、偶然に疎遠になっていた祖父<多摩雄>の「コエ」を聞き、彼が住むアパートの隣の部屋に住む<律子>と関係を持つことになり、彼と両親を取り巻く環境が祖父と<律子>の絡みの中で語られていきます。
<ミハル>を中心にして、<淨鑑>と<悠人>の物語が並行して描かれていきますが、思いもよらぬ結末で<生と愛>が見事に交錯するホラーサスペンスが楽しめました。
一日は、月はじめということで【OBABA】さんに、いつも通りゲン付けの訪問です。
珍しく、「鰯の甘露煮」と「ポテトサラダ」が出てきました。
「今日はファルコンさんが来るはずだから、準備しておいてわ」
「準備やていうて、市場で買って来たんでしょうが」
「当たり前やないの、私に作られるわけないでしょう」
「ん・・・」
常連さんに支えられ、あと2か月ほどでこのお店も3周年を迎えますが、つくづく幸せなママさんだと感じながら、今宵も呑んでおりました。
以前に紹介した同社の 【うま辛カレー】 (298円)の「中辛」版です。
当然、「辛口」よりも辛くないのは分かり切っていますが、地場の神戸のメーカーですし、どう違うのかと興味がありました。
「辛口」では、<酸味が強い>との感想を述べましたが、辛さがマイルドな分、余計に<酸味>を感じてしまいました。
「リンゴペースト・醸造酢」の働きだと思いますが、この<酸味>は好みが分かれるところです。
「辛口」の原材料には、「香辛料抽出物」がありますが、「中辛」にありませんので、これが「辛口」のベースだと思われます。
同じ内容量(160グラム)で、カロリーは(289対257)キロカロリー、「辛口」が高めなのも香辛料の影響が出ているのでしょうか。
<フルーティーな味わい>とありますが、【フルーツカレー】 の方が数段味わい深い味です。
「ポインセチア」や 「ハナキリン」 と同様に、トウダイグサ科ユーフォルビア属で、メキシコ南部からエルサルバトル地域の原産の花です。
花と書きましたが、白色の花弁に見えるのは、「苞葉」と呼ばれる部分が白く色づきます。
日本では、この時期から1月下旬頃までが見頃です。
季節らしく園芸業界での「白雪姫」という流通名も、可憐な白い花弁を眺めていますと、言い得て妙だと感心してしまいます。
本書は、角川書店が発行する『小説 野生時代』に掲載されていた4篇と、描き下ろし2篇を加えた6編からなり、連作短篇の構成になっています。
高校時代の同級生、<柿崎美和>・<滝澤鈴音>・<八木浩一>は同じH大学の医学部を目指していましたが、<柿沢>は安楽死疑惑で離れ島の診療所に左遷、<滝澤>は離婚して、余命半年の肝臓がんを患い、医学部入学は諦めた<八木>は放射線技師に甘んじた過去があります。
人生におけるつまずきは後悔すべきことではなく、新たな出発点だということを、三人三様の人間関係を通して、人生の機微や男と女の関係が紡ぎだされていく短篇でまとめられています。
タイトルの『ワン・モア』の意味が、新たなる人生の希望の言葉として、読後に胸に響いてくる一冊でした。
明日の大安を迎えての準備でしょうか、<地鎮祭>の準備が行われていました。
<地鎮祭>、その土地の氏神を鎮め、土地を利用させてもらう許しを得る儀式ですが、「なんだかなぁ~」という感じで気になりました。
本来は、土地の四隅に建てるべき青笹です。おそらく祭場となる部分だけを囲っているのはまだ許せますが、これがなんと<プラスチックの青笹>なんです。
祭場部分だけの囲いですと、注連縄の長さも短くて済みます。(取り付けられるのかも、疑問ですが)
請負業者の手配でしょうが、めでたい儀式に使い回しの<プラスチックの青笹>を使いビニール紐で結ぶ神経、同じ建築関係者としては気になる飾り付けです。
濃口醤油を使用していますので、どうしようかなと迷いましたが、じゃがいもコロッケが入っているのに興味を持ち、【ほくほくのコロッケそば】(160円)を購入しました。
熱湯で3分、小さめですがちゃんと「コロッケ」が出来上がっています。
ただ、のんびりと置いておきますと、だしに溶け込んでしまいますので、早めに食べるのをお勧めします。
ねぎの量も多めで、「コロッケ」を食べきりましても、なんとかそばだけでもおいしく食べれます。
おつゆの濃さは、【鴨だしそば】 よりは醤油辛くなく、色合いも薄めで助かりましたした。
園芸品種の改良の技術には、驚かされるばかりです。
プランターできれいに咲いている【ペンタス】の、色のバージョンを集めてみました。
<紅色・赤色・桃色・白色>とありますが、それぞれ好みがあるようで、見ていて面白いですね。
アカネ科ペンタス属科の植物で、昨日紹介した、 【ハナキリン(花麒麟)】 と同様、この花もマダガスカル島を中心とした熱帯地方が原産です。
花弁は5枚で、やや反り返り、きれいな星型を見せてくれます。
開花は、秋から春先まで楽しめますので、クリスマス時期と相まって、星型が好まれて植えられているのかもしれません。
立ち呑みで一杯呑んだあと、少しお腹が空いたということで、気の合う相棒とお好み焼き屋さんに出向きました。
レトロ調の店構え、いつも前を通っている割には気が付かず、初めての訪問です。
磨き抜かれたピカピカのステンレスの鉄板が、見事でした。
かわいい女性のママさんが焼いてくれます。
カキ好きの相棒、看板の「かきひとくちお好み」を目ざとく見つけ、早速注文。カキを1個づづ小さなお好み焼きにしてあり、これはアイデアな焼き方だと感心しました。一応6個(980円)ですが、好きな個数が注文できるというのも、酒の肴として重宝できそうです。
あとは「チャンポン焼きそば」、最後に「チーズの薄焼き」を注文。
「チーズの薄焼き」、よく出向きます 【がんぼさんの「チーズカリカリ」】 と違って、【女♨ゆ】さんは生地の上にトマトを並べて上からチーズを乗せて焼いています。
トマトの酸味がアクセントで、これもいい感じでした。
今宵も気持ちよく生ビールが呑め、幸せな気分でお店を出てきました。
【餃子の王将】の11月前半の限定サービス品は 「天津チャーハン」 でした。
後半は「カニレタスチャーハン」(504円 → 400円)と言うことで、出向かなければと思いながら、なんとかギリギリで楽しめることができました。
王将の従来の「チャーハン」の味付けとは違い、カニの風味を生かすために上品な味付けになっていますし、シャキシャキ感の残るレタスの感触が良く合っていました。
普段のチャーハンよりも、玉子の量が多いのもよかったですが、これはこの「カニレタスチャ-ハン」の為だけの仕様なのでしょうか。
王将では珍しく、このレタスの感触を大事にされているのか、お持ち返りは出来ないとのことでしたが、熱が通りベチャットとしたレタスは味気なく、当然の対応としてこれはうなづけます。
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