本来【コリウス】は、観葉植物として楽しまれているようで、薄紫色の花穂自体を、あまり見かけることはありません。
運よく、2種類の【コリウス】で花が咲いているのを見かけました。
シソ科の花らしく、無限花序の咲き方をしています。
和名では「金襴紫蘇」もしくは「錦紫蘇」と呼ばれていますが、この「葉」の斑入りを見ますと、なるほどなとうなづけます。
赤・黄・紫・白等の色が入り乱れ、「葉」の形も長いのから卵型まで変化に富んでいます。
園芸品種として100種類以上はあるようですので、品名の同定は諦めました。
冒頭、いきなり血にまみれた女性と、高校生<望月悠>が殺害された場面から物語は始まります。
頭痛が治らない高校1年生の<伊東さやか>を心配したクラスメートの<望月>は、医療コーディネート会社の<中原永遠子>に聖カタリナ総合病院の脳外科医<桧山冬実>を紹介され、<さやか>は「脳幹部海綿状血管腫」と診断、手術を受けることになります。
<冬実>は天才的な脳外科医として、ips細胞の応用を実施、世界で初めての手術が成功したかに見えましたが、翌日<さやか>は亡くなってしまいます。
不審に感じた<冬実>は、手術の映像記録を見ようとしますが記録が無く、手術中に起きた官房長官の突然の病状悪化で<さやか>の手術を最後まで執刀できなかった負い目があり、また突然の助手の他病院への転籍等、疑問が重なり合っていきます。
単なる『インシデント(医療事故)』なのか、陰謀なのか、緊迫の医療ミステリーが楽しめました。
<FBI>シリーズとして、2003年3月に刊行された『迷路』から、前作の『失踪』の続編としてこの『幻影』が第8弾目に当たります。
半年ほど前、有名霊媒師の夫<オーガスト>が何者かに殺され、警察をはじめマスコミは若き妻<ジュリア>が、財産目当てで殺したのではないかと疑いをかけていましたが、ひとりで埠頭を散歩中に謎の黒人のより突き落とされ殺されかけます。
運よく<FBI>の捜査官<チェイニー>が通りかかり、一命を取り留めますが、必要に<ジュリア>を狙い続け、<チェイニー>は若き未亡人に心を惹かれながら護衛に回ります。
並行してバージニア州マエストロの保安官の<ディクソン>は、前作『失踪』で知り合った<ルース>と恋仲になりながら、3年前に失踪し、行方不明の妻<クリスティー>とよく似た女性をサンフランシスコで見かけたという情報を元に出向いていきます。
わずか一週間の間に起こるふたつの事件が、目まぐるしく展開して、結びついていきます。
脇役的な<サビッチ>&<シャーロック>の夫婦捜査官も健在で、霊媒師たちの存在をうまく埋め込みながら、528ページを一気に読み終えました。
菩提寺に参ったあと、親戚の皆さん方と【人丸花壇】で会食です。
懐石料理は、前菜に始まり、一応のコース仕立ての予測はできますが、お酒を呑む立場としては、すべてを食べ切るのはいつも無理です。
二皿めの「鯛の刺身」は大きな船盛りでしたが、残っている頭と骨の回りは、「潮汁」か「アラ炊き」のどちらかということで、「アラ炊き」にしていただきました。
まさかこのあとから、「鯛の宝楽焼き」が出てくるとは予測できず、さすがに「刺身」「焼き物」「アラ炊き」の鯛づくしで、少しばかり閉口です。
接客係が付いての会食、自分のペースで食事ができないコース料理は、余分な気を使い、あまり好きではなく疲れます。
春先から秋まで、開花時期の長いタデ科の【ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)】です。
夏の一時期は、花がなくなりますが、また秋口から咲きだす花です。
「姫」と冠詞がついていますが、直径1センチほどの球形で、花が密集しています。
背が低く、地面にはいつくばりながら成長してゆきますので、花が咲き誇りますと桃色の絨毯を敷き詰めた感じがして、見とれてしまう花です。
葉の形も面白く、V字型の斑紋が色違いで入っていますので、花がなくても【ヒメツルソバ】だと分かります。
ヒマラヤ原産ですが、肩寄せ合って球形に咲くのは、寒さ対策でしょうか。
建築基準法には、「総合設計制度」というのがあります。
一定の面積の<公開空地>を設ければ、容積率や高さ制限の緩和が適用されます。
長田区の某所を歩いておりますと、不自然な舗道に出会いました。
舗道の真ん中に植え込みがあるのです。
通り抜けるにも一苦労で、乳母車などもたいへんだなと感じましたが、なんとこの場所が<公開空地>でした。
<公開空地>とは、公に開放されていて、歩行者等が自由に通行や休憩に利用できるスペースだと思います。
何にも役に立たないこの舗道形態、設計者の力量を疑いますし、違反していないからといったことで許可を行った行政にも、呆れてしまいました。
レトルトカレーとして、「ビーフ」と「チキン」・「手羽先入り」等は食べてきましたが、「ポーク」は初めての登場だと思います。
湘南で育った豚肉を使用した、【サザンポークカレー】(333円)を選んでみました。
パッケージは湘南海岸の夕日でしょうか、茅ヶ崎の雰囲気がよく出ています。
小麦粉を使用しているので、トロミ感のあるルーの仕上がりで、1.5センチ角の「ポーク」が数個入っており、玉ねぎは原形を留めています。
白い粒々は生姜らしく、辛さ表示はありませんが、一般的な「中辛」の範囲で、辛くはありません。
「異性化液糖」「蛋白加水分解物」「酵母エキス」等、他のカレーでは見慣れない原材料名が使われているようで、どうかなぁと思いながら食べておりました。
春に種をまいて、晩秋には枯れてしまう一年草の【コキア(ほうき草)】です。
夏はあざやかな緑色をしていますが、秋になると紅色に紅葉するのですが、気温の高い日が続いた影響でしょうか、紅葉も中途半端な色付きです。
別名(ほうき草)と呼ばれ、枯れた茎を束ねて「ほうき」として利用したことに由来します。
秋田名物の「トンブリ」は、この【コキア】の実で、プチプチとした食感と色合いから <畑のキャビア>と呼ばれています。
この先、きれいな紅色に紅葉が進むのか、少し気になるところです。
本好きとしては「図書館」を舞台とする本は気になるところで、新米司書が活躍する短篇集 『れんげ野原のまんなかで』 (森谷明子)に次いで、読んでみました。
本書も5編の連作短篇集で、N市立図書館のレファレンス・カウンターについて4年目になる29歳の<和久山隆彦>を主人公としていますが、行政や利用者への不満から、無力感に苛まされる「役人」として勤務しています。
そんな中、突然副館長として<潟田>が、図書館廃止を目的として市役所の秘書課から赴任、<和久山>の心に仕事への情熱が再び湧き上がってきます。
幅広い書物に関する知識もしっかりと散りばめられており、また児童書担当の<藤崎沙理>との淡い恋心も描かれ、奥深い本の世界で再生してゆく青年の爽やかさが残る一冊でした。
来月12月1日から、真珠のネックレスやピアスなどを身に付けた人を対象に、【神戸パールパスポート】が発行され、携帯電話の画面に表示される<ロゴ>が写真のイラストです。
神戸市内で実行委員会と連携したホテルや飲食店などを利用する際に提示すれば、割引や特典が受けられ、現在約500店舗が参加する予定です。
実行委員会は、真珠メーカーや卸売会社で構成されているようですが、ブログル仲間の<神戸のおいさん>も協力されているのかと、気になるところです。
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