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神戸:ファルコンの散歩メモ

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お悔やみ申し上げます<降旗康男>さん

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お悔やみ申し上げます<降旗康男...
日本アカデミー賞 最優秀作品賞受賞「駅 STATION」(1981年11月7日公開)・ <浅田 次郎>原作で日本アカデミー賞 最優秀作品賞受賞「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年6月5日公開)など故<高倉健>(1931年2月16日~2014年11月10日)さんと組んで数々の秀作を生み出してきました長野県松本市出身の映画監督<降旗康男>(84歳・1934年8月19日~2019年5月20日)さんが、5月20日午前9時44分、肺炎のため東京都内で死去したと、東映が発表しています。

1957年東京大学文学部フランス文学部卒業後、東映に入社。1966年「非行少女ヨーコ」で監督デビュー。1974年に東映を退社、フリーとなります。<岡田准一>主演の「追憶」(2017年)が遺作となりました。

<高倉>さんとのコンビで「新網走番外地」シリーズのほか、「冬の華」(1978年6月17日公開:脚本・倉本聰)・「あ・うん」(1989年11月3日公開:脚本・中村努)・東映創立50周年記念作品「ホタル」(2001年5月26日公開)・高倉健最後の主演作品「あなたへ」(2012年8月25日)など、滋味あふれる人間ドラマを描き出しています。

「あなたへ」は、<高倉>にとって2006年の『単騎、千里を走る。』以来6年ぶりの主演映画であり、205本目の出演作品であり、<降旗康男>監督と組んだ20作品目でした。
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<ポン・ジュノ>パルムドール賞受賞『パラサイト』@第72回カンヌ国際映画祭

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<ポン・ジュノ>パルムドール賞...
第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている<ポン・ジュノ>監督作『パラサイト(英題) / Parasite』(韓国)が海外メディアから高く評価されており、第71回の<是枝裕和>監督の 『万引き家族』 に続きアジア作品が連続で最高賞パルムドール獲得となるか注目されていましたが、韓国映画として初めてになりますが、25日(日本時間26日)に見事に受賞しています、

 『パラサイト(英題)』は、全員無職で半地下の家で暮らす「ギテク」一家(ソン・ガンホ)らが、徐々に裕福な「パク」家に入り込み、寄生していくさまを描いたブラックコメディー。貧富の差の問題を扱いつつ思わぬ展開の連続で、神がかったレベルでエンターテインメント性と社会性を両立しており、まさに<ポン>監督の面目躍如といった構成です。

<ポン>監督作では、2年前にもNetflix映画『オクジャ/okja』がコンペティション部門に選ばれています。この作品は。審査委員より「劇場公開される予定のない映画は、最高賞パルム・ドールのみならず、他のどんな賞を受賞するべきではないと考える」との発言があり、、大きな波紋を呼びました。主催者側は「コンペティション部門に出品される作品はフランス国内で劇場公開された作品でなければならない」という規定を翌年より適用すると発表しました。

2席に当たる審査員特別大賞(グランプリ)には<マティ・ディオップ>監督の「アトランティック」が選ばれています。
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『長いお別れ』@<中野量太>監督

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『長いお別れ』@<中野量太>監...
初の商業映画監督作 『湯を沸かすほどの熱い愛』 (2016年)が日本アカデミー賞ほか多数の映画賞を受賞するなど高い評価を獲得した<中野量太>監督が、認知症を患う父親とその家族の姿を描いた<中島京子>の小説『長いお別れ』を映画化した『長いお別れ』が、2019年5月31日より全国で公開されます。

これまでオリジナル脚本作品を手がけてきた<中野>監督にとっては、初の原作ものとなりました。父「昇平」の70歳の誕生日で久しぶりに集まった娘たちは、厳格な父が認知症になったという事実を告げられます。

日に日に記憶を失い、父でも夫でもなくなっていく「昇平」の様子に戸惑いながらも、そんな「昇平」と向き合うことで、おのおのが自分自身を見つめなおしていきます。そんな中、家族の誰もが忘れていた思い出が、「昇平」の中で息づいていることがわかります。

一家の次女「芙美」役を<蒼井優>、長女「麻里」役を<竹内結子>、母「曜子」役を<松原智恵子>が務め、認知症を患う父「昇平」を<山崎努>が演じています。
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『作兵衛さんと日本を掘る』@<熊谷博子>監督

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『作兵衛さんと日本を掘る』@<...
日本初のユネスコ世界記憶遺産になった<山本作兵衛>の記録画と日記を通し、日本の近現代史を描き出すドキュメンタリー『作兵衛さんと日本を掘る』が、2019年5月25日より公開されます。

国策として進められた石炭産業の栄枯盛衰を労働者の視点からつづり、絵や日記などのかたちで残した<山本作兵衛>です。福岡県の筑豊炭田で幼い頃から炭鉱夫として働いてきた<作兵衛>は、自らが体験した労働や生活を後世に伝えようと、60歳半ばを過ぎてから絵筆をとりました。

国のエネルギー政策はやがて石炭から石油へと移行し、炭鉱は次々と姿を消し、その裏ではさらに原子力発電への準備が進んでいました。そんな時代の移ろいの中でも「底のほうは少しも変わらなかった」という言葉を残した<作兵衛>の残した「記憶」と向き合い、生前の<作兵衛>を知る人々などの証言も交え、監督を務めた<熊谷博子>が、日本の過去と現在、そして未来を見つめていきます。
#ドキュメンタリー #ブログ #映画

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<アラン・ドロン>@「名誉パルムドール」受賞

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<アラン・ドロン>と娘の<アヌ... <アラン・ドロン>と娘の<アヌーシュカ>(画像:ロイター)
開催中の第72回カンヌ国際映画祭で、映画「太陽がいっぱい」(仏1960年3月10日公開・監督:ルネ・クレマン )などで知られる俳優<アラン・ドロン>(1935年11月8日~)さん(83)が19日、映画史への功績をたたえる「名誉パルムドール」を受賞しています。

<アラン・ドロン>さんは、1963年に最高賞パルムドールに輝いた映画「山猫」(監督:ルキノ・ヴィスコンティ)などに出演しましたが、同映画祭での個人の受賞は、これまでありませんでした。

<アラン・ドロン>さんを巡っては、米国などの女性活動家らが、<ドロン>さんは「同性愛者嫌いで女性を蔑視する」として、「名誉パルムドール」を授与しないよう求める署名運動をインターネット上で行われていました。

授賞式で娘の女優<アヌーシュカ>さんからトロフィーを受け取り、満場の拍手に涙を流した。「スターになれたのは皆さん観客のおかげだ」とスピーチし「女性の前でこんなふうに泣いたことはない」と語っています。

「名誉パルムドール」は過去に、俳優では2003年に故<ジャンヌ・モロー>(1928年1月23日~2017年7月31日)さんや2005年 <カトリーヌ・ドヌーブ> (1943年10月22日~)さん、2007年に<ジェーン・フォンダ>(1937年12月21日~)さん、2009年に<クリント・イーストウッド>(1030年5月31日~)さんらに授与されています。

そういえば、<アラン・ドロン>の映画は、「ボルサリーノ2」(1975年2月8日公開・監督:ジャック・ドレー)が最後かな、エンドタイトルで「続く」とありましたが、「ボルサリーノ3」は未完のままのようです。
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『パリ、嘘つきな恋』@<フランク・デュボスク>監督

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『パリ、嘘つきな恋』@<フラン...
プレイボーイのビジネスマンが思わぬ嘘をついたことから始まる恋の行方を描き、フランスで200万人を動員するヒットとなった2018年フランス製作の『パリ、嘘つきな恋』が、2019年5月24日より公開されます。

パリの大手シューズ代理店に勤める「ジョスラン」は、女性との一時的な関係を繰り返す軽薄なプレイボーイでした。ある日、他界した母の家に残されていた母の車椅子に座っていた彼は、偶然その場を訪ねてきた美女「ジュリー」の気を引くため、自分は車椅子生活を送っていると嘘をついてしまいます。そんな彼に、「ジュリー」は姉の「フロランス」を紹介します。

「フロランス」は以前事故に遭い車椅子で暮らしていまうが、バイオリニストとして世界を飛び回りながら、車椅子テニスプレーヤーとしても活躍していました。魅力的な「フロランス」に惹かれていく「ジョスラン」でしたが、最初の嘘を引きずったまま、なかなか真実を打ち明けることができません。

「ジョスラン」役に<フランク・デュボスク>、「ジュリー」役に<キャロライン・アングラード>、「フロランス」役に<アレクサンドラ・ラミー>、「マリー」役に<エルザ・ジルベルスタイン>ほかが出演、フランスの人気コメディアン、<フランク・デュボスク>が監督デビューを果たし、脚本・主演も務めています。
#フランス映画 #ブログ #映画

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『プロメア』@<今石洋之>監督

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『プロメア』@<今石洋之>監督
『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』などの製作を担った<今石洋之>監督と脚本家の<中島かずき>が再びタッグを組んだ、完全オリジナルの劇場用アニメーション『プロメア』が、2019年5月24日より公開されます。

突然変異で誕生した炎を操る人種「バーニッシュ」の出現をきっかけに、未曾有の大惨事である「世界大炎上」が起こり、世界の半分が焼失しました。それから30年後、一部の攻撃的な「バーニッシュ」が「マッドバーニッシュ」を名乗り、再び世界を危機に陥れます。

これにより、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員「ガロ」と、「マッドバーニッシュ」のリーダー、「リオ」という、それぞれ信念を持った熱い2人の男がぶつかり合うことになります。

主人公「ガロ」に<松山ケンイチ>、宿敵「リオ」に<早乙女太一>、そして「ガロ」の上司「クレイ」に<堺雅人>が声を当てています。アニメーション制作は『キルラキル』を手がけたTRIGGERた担当しています。
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『さよならくちびる』@<塩田明彦>監督

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『さよならくちびる』@<塩田明...
『黄泉がえり』(2002年)・『どろろ』(2007年)の<塩田明彦>監督(57)が、<小松菜奈>(23)と<門脇麦>(26)をダブル主演に迎え、居場所を求める若者たちの恋と青春をオリジナル脚本で描いた音楽ロード映画『さよならくちびる』が、2019年5月31日から全国で公開されます。

インディーズ音楽シーンでにわかに話題を集めただけの2人組女性ユニット「ハルレオ」の「ハル」と「レオ」は、それぞれの道へ進むため解散を決めます。2人はサポート役であるローディの青年「シマ」とともに日本縦断の解散ツアーに出ますが、「レオ」は「シマ」に、「シマ」は「ハル」に思いを寄せており、「ハル」もまた「レオ」に友情を越えた感情を抱いていました。複雑な思いを胸に秘めながら、各地でステージを重ねていく「ハルレオ」でしたが。

「レオ」を<小松菜奈>、「ハル」を<門脇麦>、「シマ」を 『愛がなんだ』 (2019年・監督:今泉力哉)・ 『ビブリア古書堂の事件手帖』 (2018年・監督:三島有紀子 )の<成田凌>(25)が演じています。「ハルレオ」が歌う主題歌プロデュースを<秦基博>(38)、挿入歌の作詞・作曲を<あいみょん>(24)と、それぞれ人気ミュージシャンが楽曲を手がけています。
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『武蔵 むさし』<三上康雄>監督

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『武蔵 むさし』<三上康雄>監...
1970年代に自主制作映画を数多く手がけ、2013年公開の『蠢動 しゅんどう』で映画製作に復帰した<三上康雄>監督の復帰後第2作『武蔵 むさし』が、2019年5月25日より全国で公開されます。

巌流島の決闘で知られる「宮本武蔵」と彼を取り巻く人びとの物語が史実に基づいたオリジナルストーリーで描かれています。幼い頃、父親から徹底的に鍛えられた21歳の「武蔵」は剣術の名門・吉岡家に挑むため、京の地にやって来ます。「武蔵」は当主である「吉岡清十郎」、弟の「伝七郎」、吉岡の門弟たち数十名と一乗寺下がり松で壮絶な戦いを繰り広げます。一方その頃、「佐々木小次郎」は京の愛宕山で細川家の重臣「沢村大学」と出会い、細川家の剣術指南となります。

鎖鎌の「宍戸」、槍の「道栄」とも戦った「武蔵」は、ついに「小次郎」と刀を交えることとなります。「武蔵」役を<細田善彦>、「小次郎」役を<松平健>が演じるほか、<目黒祐樹>、<水野真紀>、<若林豪>らが顔をそろえています。
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『小さな恋のうた』@<橋本光二郎>監督

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『小さな恋のうた』@<橋本光二...
沖縄出身のバンド「MONGOL800」の人気楽曲『小さな恋のうた』をモチーフに描く青春映画『小さな恋のうた』が2019年5月24日より全国で公開されます。

『orange オレンジ』(2015年)や『羊と鋼の森』(2018年)の<橋本光二郎>が監督を務め、沖縄の高校生たちが、バンド活動を通じて仲間や家族、そしてフェンスを隔てた米軍基地に暮らす同世代の少女といった大切な人たちに思いを届けようとする姿を描きます。

米軍基地のある沖縄の小さな町で、ある高校生バンドが人気を集めていました。自作の歌を歌いこなし、観客たちを熱狂される実力をもった彼らは、東京のレーベルにスカウトされ、プロデビューすることが決まります。しかし喜びの矢先、ある悲劇が起こり、バンドは行く先を見失ってしまいます。そこに1曲のデモテープと米軍基地に住む1人の少女「リサ」(トミコクレア)が現れます。

主人公の「真栄城亮多」役を『3D彼女 リアルガール』(2018年・監督: 英 勉) ・ 『ちはやふる 結び』(2018年・監督: 小泉 徳宏)の<佐野勇斗>が務めるほか、<森永悠希>、<山田杏奈>、本作が俳優デビューの<眞栄田郷敦>ら若手注目株が集結しています。
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