15日18:00、観客数4975人の京セドーム大坂で行われた対広島戦、阪神がルーキー<森下暢仁>(22)に 完封負け した翌日に14安打の猛攻で「10-2」で広島に快勝、対広島戦5勝4敗1分けとしています。負ければ4位転落の可能性もあった試合で打線が奮起です。
初回から先発<大瀬良大地>を打ち込みます。1死から6試合ぶりのスタメン出場となった<糸井嘉男>が右越え三塁打を放つと、<サンズ>が投手強襲の適時二塁打を放って先制。さらに5番・<ボーア>が8試合ぶりの打点となる中前適時打をマークして追加点を挙げています。
<ボーア>は3回と5回にもタイムリーで来日3度目の猛打賞。8月は試合前までわずか1打点だけでしたが、復調の気配を見せています。さらに<糸井>も今季2度目の猛打賞。さらに<近本光司>が、自己最長に並ぶ13試合連続安打 と打線が活躍しました。
先発のエース<西勇輝>は8回を散発4安打2失点で4試合の白星となる3勝目(3敗)を挙げています。9回は中継ぎ転向の<岩貞祐太>が1安打2三振で押えました。
14日18:01.京セラドーム大阪での対広島戦、阪神がドラフト1位(明治大学)のルーキー<森下暢仁>(22)にプロ初完投初完封を許し、「6-0」で完敗を喫しています。<梅野>と<近本>のわずか2安打だけで、スタメン全員三振の計12三振という屈辱でした。これで<森下>に3戦3敗となっています。
阪神先発の<藤浪晋太郎>(26)は、6回8安打6失点で降板しています。これで4戦4敗となり、復活の足掛かりとなる685日ぶりの白星はなりませんでした。
初回は<西川龍馬>、<羽月隆太郎>の連打から1死一、三塁のピンチを背負い、4番<鈴木誠也>に先制の左前適時打を浴びました。さらに<松山竜平>に左中間を破られ、いきなり3点のビハインドを背負い、3回にも<松山>の併殺の間に追加点を献上。6回には2死一、二塁から投手の<森下>に三塁線を破る2点二塁打を打たれました。
七回から2番手でマウンドに上がった<尾仲祐哉>(25)が2回無安打無失点と好投したのが、今の阪神として好材料でしょうか。
夏用ユニホーム
Yuki(手前)、中列左からMiki、Kyoka、後列左からSara、Moemi、Anne(画像:阪神タイガース)
阪神は13日、公式チアダンスチーム「タイガースガールズ」が、14日の広島戦(京セラ)から夏用ユニホームを着用することを発表しています。
今夏は東京五輪を意識した「ジャパニーズクール」をテーマに製作。落ち着いた黒を基調とし、トップスとスカートのアシンメトリーデザインは着物を思わせる和テイストとなっている。また、胸元の虎マークが力強さを感じさせるとか。
また、今夜から始まる「京セラドーム大阪」での広島3連戦では午後8時までに入場した女性全員にTORACOユニホームをプレゼントする企画も行われます。
12日18:00より雨降る横浜スタジアムにおいて観客数4986人で行われた対DeNA戦、今季初の2番に座った阪神<中谷将大>外野手(27)が四回に逆転の2号3ランを放ち、これが決勝打となり、「7-6」で、チームは5カードぶりに勝ち越し、ヤクルトが巨人に「8-1」で負けたために、7月29日以来の3位に浮上しています。
先発<青柳晃洋>は、三回以降は立ち直って六回途中7安打4失点(自責3)で5勝目を挙げています。「5-3」で引き継いだ投手陣が「7-6」まで追い上げられましたが、何とか<スアレス>で逃げ切りました。
「2-3」となった直後の四回2死一、二塁の場面、<中谷将大>はDeNA<濵口遥大>のチェンジアップを完璧に捉えた打球は、そのまま左翼席へと飛び込みました。初回は守備でミスをして、2点ビハインドの展開としただけに、放った一発は名誉挽回となる一打でした。
11日18:00より横浜スタジアムで4992人の観客で行われました対DeNA戦は、投打の助っ人コンビが活躍し、阪神が「9-2」で2位・DeNAに快勝しています。
「投」のヒーローは先発<ガルシア>です。初回1死から<楠本泰史>に同点ソロを浴びましたが、2回以降は最速151キロの直球を軸に力強い投球を披露しました。7回を散発4安打1失点。7つの三振を奪う108球の力投を見せ、8試合目の登板でようやく今季初勝利(4敗)を挙げています。
「打」の主役は、安定感のある<サンズ>です。初回1死三塁で先制の中犠飛を放つと、「1ー1」の6回1死三塁で左中間へ勝ち越し点となる適時二塁打を打ちました。得点圏打率は驚異の5割。打点は大山に並ぶチーム最多タイの27となっています。昨季の韓国リーグ打点王が日本でも本領を発揮しています。
<阪神>は、2点リードの9回に<木浪聖也>の2点二塁打や<熊谷敬育>の今季初打点となる適時打などで一挙5得点。10安打9得点で快勝、今季対DeNA戦を5勝5敗1分けとしています。
10日(日本時間11日)アナハイムでおこなわれたアスレチックス戦で、エンゼルスの<大谷翔平>(26)が、「5番・DH」で先発出場。6回の第4打席で「9-9」の同点に追いつく4号同点2ランを放っています。
4回の第3打席で二塁打を打った<大谷>は、「7ー9」の6回1死一塁から4番手右腕<トリビノ。の初球を完璧に捉え、中越えに同点2ランとし、日本人通算本塁打では4位の<井口資仁>(現ロッテ監督)に並んで通算44本塁打。3位<城島健司>の通算48本塁打にも4本差としています。
6日(同7日)のマリナーズ戦の2回、第1打席に左越え3号ソロを放って以来、4試合ぶりの一発でした。これが日本人選手通算600号のメモリアルホームランとなっています。
ちなみに、日本人メジャーリーガーの初本塁打は<野茂英雄>(当時29、ドジャース)です。メジャー4年目の1998年4月28日、通算100試合登板となった節目のブルワーズ戦の7回、左越えのホームランを打っています。<野茂>はこの試合、11奪三振の3失点完投勝利を飾る「二刀流」の大活躍でした。
10日18:00からの横浜スタジアムでのDeNA戦、<阪神タイガース>は「4-6」で敗け、借金が3、4日に始まった正念場の9連戦 で2勝5敗となり負け越しが決定しています。
2回表先頭打者の<大山悠輔>の本塁打で先制しましたが、先発の<岩貞祐太>が安定せず、同点の4回に投手の<国吉佑樹>に決勝打を献上して4回3失点で降板、2番手の<望月惇志>も今季初失点を喫しています。
明るい話題では、1軍に昇格した<高山俊>が、7番ライトで先発。いきなりマルチ安打を記録したことぐらいでしょうか。2回1死一塁の場面では、今季17打席目で初安打となる左前打。先頭で迎えた七回には<山崎康晃>から三塁線を破る二塁打を放っています。
<高山>は開幕を1軍で迎えたものの、なかなかスタメンでの出場はなく、16打席無安打のまま7月17日に2軍へ降格。その後、ファームで9試合連続安打を放ち、打率・345と調子を上げて、1軍に昇格してきました。
9日18:00、マツダスタジアムで行われました広島戦で、負ければ5位転落となる一戦を阪神が「5-1」で勝ちました。先発の<秋山拓巳>が6回1安打1失点と好投し4勝目を挙げています。
広島に2連敗中だった阪神。2戦とも先制を許していましたが、この日は阪神が2回表に広島先発の<遠藤>を攻め、先頭の<大山>が左中間二塁打を放ちますと、続く<サンズ>、<ボーア>が四球を選び無死満塁と絶好の得点機を迎えました。<梅野隆太郎>は相手の好守もあり二塁フォースアウトの遊ゴロとなりましたが、三走<大山>が生還し待望の先制点が入りました。
阪神は<大山悠輔>内野手(25)が3年連続の2桁本塁打となる10号ソロを含む、3安打2打点の大活躍を見せました。
<大山>の全安打が先制、勝ち越し、ダメ押しに直結し、チームを連敗阻止への足掛かりとなっています。この日は構えた際に、頭上でバットのヘッドをクルクル回しながらタイミングを取る新打法にアレンジ。「背番号3」は、14打席連続無安打の不振から、鮮やかに復活を遂げています。
8日18:00より、観客数4977人のマツダスタジアムで行われました対広島戦で、「2-1」と阪神が接戦を落とし、2カード連続の負け越しとしています。「1-1」の七回、2番手<藤川球児>が四球と一塁けん制悪送球でピンチを招き、1死二塁から代打<坂倉>に中前へ勝ち越し打を浴びました。これで4カード連続勝ち越しなしが決まり、<藤川>は負け投手(1勝3敗・通算防御率7.00)となっています。
先発<西勇輝>は6回4安打1失点。初回に<長野>に先制ソロ本塁打を浴びましたが、その後は無失点に抑えました。広島エース<大瀬良>との投げ合いで、好投は報われませんでした。
打線は1点を追う二回、試合前まで14打席連続無安打でした<大山悠輔>に、ようやく8月1本目となる9号同点本塁打が飛び出しましたが、その後の追加点が奪えませんでした。
七回は<サンズ>、<ボーア>の連打で無死一、三塁としましたが、<梅野隆太郎>の投ゴロで三走<サンズ>が飛び出し、アウトとなると、1死満塁から<西勇輝>の代打で登場した<福留孝介>が二ゴロ併殺に倒れました。走塁と守備にミスが相次ぎ、借金は3になり、連敗で5位・広島とのゲーム差はなくなりました。
7日18:00マツダスタジアムで観客数4991人で行われた対広島との一戦は、阪神の5割復帰がかかっていましたが、「11-6」で大敗しています。首位巨人とは6ゲーム差の4位。振り向けば5位広島とは1ゲーム差となっています。
阪神の投手陣が開幕カードの 6月20日・巨人戦(東京ドーム) 以来、今季2度目の2桁失点を喫しました。先発<青柳晃洋>は、1回に2点先制されると2回も立て直せず、四番<松山>に3号3ランを浴びるなど4失点。この日は今季最短の3回で降板し、四回から2番手<能見>にマウンドを譲っています。自己ワーストタイの6失点だった自己最短タイの3回でKOされ、10安打6失点はいずれも自己ワーストタイでした。
5点差で迎えた五回、七番<木浪聖也>、八番<植田海>連打でチャンスメークし、投手代打<中谷将大>が左前適時打。続く一番<近本光司>も左翼線を破る適時二塁打を放ちました。続く2死二、三塁の好機で、<大山悠輔>が空振り三振。七回には無死一、二塁で二ゴロ併殺に倒れています。
四番<大山悠輔>は、これで3試合・14打席連続無安打です。好調だった7月(2割9分9厘・8本塁打)から一転、8月に入って6試合ですが(1割2分5厘・0本塁打)と不振が続いています。五番<ボーア>も2打数無安打に倒れ、主軸2人の不振では、勝負になりません。
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