久しぶりに、<炉ばた居酒屋【あぶり屋:鈴ぎん】>さんに顔出しです。
<神田店長>さんから、「おめずらしく」と皮肉を言われてしまいました。
ランチタイム(15:00まで)は、「サービスランチAセット」(600円)と、「Bセット」(520円)があり、本日の「Aセット」は、<ソースかつどん>と<ミニうどん・小鉢物>の組み合わせでした。
「Bセット」は、<とんかつ・から揚げ・牛すじコロッケ・イワシフライ・ハンバーグ・さば塩>等の定食ですが、(+80円)で、味噌汁が<ミニうどん>に変わります。
つまり「Aセット」は「Bセット」の<ミニうどん>版で、日替わりでメインの料理を変えればいいというアイデアで、一週間をうまくまわしています。
<とんかつ>にかけられたソースがなんともいえぬ味わいで、七味を効かせた<ミニうどん>共々、おいしくいただいてきました。
「マルハゲ」は、皮がすぐ剥がれますので「カワハギ」と呼ばれるのが一般的かもしれませんが、「ハギ」・「コベ」・「アオモチ」・「ギス」等、別名がたくさんある魚です。
また、博打に負けて身ぐるみ剥がされることに例えて、「バクチ」や「バクチウオ」などとも呼ばれています。
なんといっても<肝>がおいしい魚ですが、<肝>が発達しますと身がやせてしまいますので、身だけを味わうなら夏場がおいしい魚です。
身は脂肪がすくなくわりと歯応えのある白味で、刺身などの薄造り、鍋ダネ、フライ、干物と楽しめますが、今宵は「煮付け」(400円)としておいしくいただいてきました。
今宵も、なにか変わった肴がないかと覗きました【かばちゃん】です。
突き出しの「鯖ともやしの和え物」が、絶妙な酢の味加減で、思わず唸ってしまいます。
大将は、もと洋食のコックさんですので、お得意の「オムレツ」を頼みました。
もう何千枚も焼いてきたというだけあって、卵のフワトロの焼き加減が絶妙です。
「キリンクラシックラガー」を味わいながら、おすすめの肴を尋ねますと「豚足のから揚げ」があるとのことで、即決定です。
割いて開いた手のひら大の大きなから揚げで、甘酢のタレがかけられています。
両手で持ち、かじりついていただきまし。
蒸してタレでの <豚足> はよく食べていますが、から揚げは初めてで、これは癖になる味わいでした。
コツコツと<中華料理【サカエ】>さんの定食メニューの全制覇を目指していますが、10品あるうちの8品目になりました。
本日選びましたのは、「えび天定食」(600円)です。
海老の天ぷらが5本に、<肉団子の甘酢餡かけ>と<冷奴>の取り合わせです。
<えび天>には、テーブルの<醤油・ソース>等の調味料を使うのか、特に塩などが付けられておりませんでしたが、揚げたてそのままでも十分においしくいただけました。
さっぱりとした<えび天>と、<肉団子>の味と交互に楽しみながら、おいしくいただいてきました。
高知県に行かれたお客さんのお土産でしょうか、竹林寺の<純信>と鋳掛屋の<お馬>の恋を描いたイラストが描かれている、【かんざし】というお菓子をいただきました。
江戸時代の始めに、<山内一豊>が高知城を築城したときに、職人たちが唄っていた『木遣り節』が、「よさこい節」の原曲です。
「土佐の高知のはりまや橋で 坊さん かんざし 買うをみた」は、本来の歌詞ではなく、多くの替え歌がその後に生まれています。
お菓子は9センチばかりの棒状で、柔らかい生地の中に柚子の香りがする「手芒豆」の餡が包まれていて、ビールよりも苦みのあるお茶でいただきたくなる甘さでした。
今日は第三火曜日ということで、<メトロこうべ>の地下街は全店定休日です。
20日ですので、三菱や郵便局・公務員さんたちの給料日に当たり、呑み屋さんは稼ぎ時の日なのですが、定休日と重なってしまいました。
神戸は瀬戸内海という漁場を控えていますので、明石をはじめ阪神間で食べる「アナゴ(穴子)」はおいしい素材で、先日は須磨寺町にある<志らはま鮨>の 「手押し穴子寿司」 をおいしくいただきました。
今宵は、好物の「穴子の天ぷら」があり、山椒を振りかけビールのお伴です。
あっさりとした「焼き穴子」もいいですし、とろけるような「煮穴子」もおいしく、好きなゴボウを巻いた「八幡巻き」も外すことが出来ませんが、どちらにしても酒の肴として楽しめる素材です。
明日はお天気が崩れるようですが、今日の神戸は午前中は曇り空ながら、昼からは青空のお天気で、夏日に近付く気温でした。
こんなときはビールが旨く、一週間の始まりの月曜日ですので、栄養補給になるかとおもい「鶏皮のスタミナ炒め」(280円)を、本日の肴に選びました。
パリパリに焼いた「鶏皮」もおいしいですが、炒め物の柔らかい「鶏皮」もいい歯応えでしたが、いかんせんタレがわたしには醤油辛い味付でした。
添えられている<キャベツ>と一緒に食べ、なんとか醤油辛さを胡麻化しながら、完食してきました。
昨年暑い時期に一度食べています 「冷やし担々うどん」 ですが、また夏場に向けての季節メニューとして販売されていました。
値段は昨年と同じで、並盛(490円)、小盛(290円)です。
冷たく冷やされた「うどん」と、ピリ辛な「胡麻だれ」の味が合わさり、おいしくいただける一品で、大盛りがあればいいのにとおもえる味わいです。
昨年は「山椒の粉」の瓶が添えられていたことを、あとから気が付きましたが、振りかけなくても十分においしくいただけました。
以前に、一人前の 「手押し穴子寿司」 (2000円) をアップしていますが、今回は「花巻き(半分)」(500円)と「手押し穴子寿司」(1000円)の組み合わせです。
店内は、女将さんの「民家風」というご要望があり、解体された古民家の古材を用いた内装で、竣工引き渡し後、大事に使用していただき、設計者としては嬉しい限りです。
以前の店舗は阪神・淡路大震災で全壊、新しい店舗での再出発でしたが、入り口周りも覗くたびに植木鉢などが増え、いまでは周辺環境に溶け込み、見事に馴染んでいます。
先代からの味を守り続けられていますが、これからも須磨寺界隈の名物寿司店として頑張っていただきたいなと、伝統の味をいただいておりました。
定番メニューとして、「鶏もも串焼き(2本)」(300円)がありますが、今宵は「鶏もも塩焼き」(350円)が出ていました。
いわゆる「チキンステーキ」ですが、<ペコちゃん>からいただいた 「窯出し 抹茶プリン」 をいただいたあとでしたので、わたしの弱い「塩辛さ」が一段と口に広がり、これは選択ミスです。
オネイサンによって「塩胡椒」の振り加減の量が違いますので、 「目玉焼き」 などを頼む時は、「塩胡椒無しで」との注文を付けます。
今宵は、途中で焼き場のオネイサンが変わったのに気づかず、ゆっくりとビールで流し込むように食べておりました。
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