今夜<21:00(~23:30)>より「カンテレ・フジテレビ系」にて、2018年6月8日より公開されました是枝裕和監督の71回カンヌ国際映画祭パルムドール〈最高賞〉受賞した作品『万引き家族』の放送があります。
高層マンションの谷間にポツンと残された今にも壊れそうな平屋に、「治」(リリー・フランキー)と「信代」(安藤サクラ)の夫婦、息子の「祥太」(城桧吏)、信代の妹の「亜紀」(松岡茉優)の4人が転がり込んで暮らしています。彼らの目当ては、この家の持ち主である「初枝」(樹木希林)の年金です。
足りない生活品は、万引きで賄っていました。社会という海の底をはうような家族ですが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていました。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた「治」が家に連れて帰ります。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、「信代」は娘として育てることにしますが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていきます。
その他出演は、<池松壮亮>、< 佐々木みゆ>、<緒形直人>、< 森口瑤子>、< 山田裕貴>、< 片山萌美>、<柄本明>、<高良健吾>、< 池脇千鶴>が名を連ねています。
今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、1985年8月3日より公開されました「男はつらいよ」シリーズ第35作目の『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』が放送されます。
<樋口可南子>がマドンナを務めています。今回の寅さんは、恋の指南役として若い男女を見守る役回りです。
仲間の「ポンシュウ」と五島列島を訪れた「寅次郎」は、転んだクリスチャンの老婆を助けますが、彼女はその夜に亡くなってしまいます。教会での葬儀には東京から駆けつけた孫娘の「江上若菜」(樋口可南子)が参列、とらやに戻った「寅次郎」は「若菜」からの礼状を受けります。
いつものくせで「若菜」を気に入った「寅次郎」は、手紙を頼りに彼女のアパートを訪ねますが、同じアパートに住み司法試験を目指す「酒田民夫」(平田満)が「若菜」に夢中であることを知り、恋の指南役を買って出るのでした。
しかし寝不足のままデートにのぞんだ「民夫」は、緊張のあまり飲み過ぎてしまいます。
今夜<21:00>より日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、2001年アメリカ製作の『Jurassic ParkⅢ』が、邦題『ジュラシック・パークⅢ』として2001年8月4日より公開されました作品が、全米で10日に最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開されるのに合わせての放送があります。
『ジュラシック・パーク』・『ロスト・ワールド』に続くシリーズ第3作目になります。シリーズの前2作が<マイケル・クライトン>によるSF小説の映画化という形をとっていたのに対し、この作品では基本的に映画独自のストーリーが展開されています。監督は前2作の<スティーヴン・スピルバーグ>から<ジョー・ジョンストン>に変わっています。
パラセーリング中に遭難した12歳の少年「エリック」(トレヴァー・モーガン)を助けるため捜索チームがある島に向かいます。しかし、そこはあの恐竜たちが棲息する島のすぐ近くでした。かって、恐竜の島で恐怖の体験をした「グラント博士」(サム・ニール)。不本意ながらもチームに同行するハメになった彼の不安は案の定的中し、今までに見たこともない巨大で凶暴な恐竜と対峙することになります。
あまり関係がありませんがロゴの恐竜が「テラノサウルス・レックス」から「スピノサウルス」に変更されています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、1965年アメリカ製作の『原題:The Rare Breed』が、邦題『スタンピード』として1966年4月2日より公開されました作品の放送があります。
イギリス人の未亡人とその娘を伴って、横取りを企む牧場主や様々な困難を乗り越えながら、セントルイスからテキサスまで彼女たちの牛を届けるカウボーイの姿を描いた西部劇です。
はるばるイギリスからセントルイスの家畜売買会場へやって来た未亡人「マーサ」とその娘「ヒラリー」でした。彼女たちは英国ハーフォード種の角の無い牛をアメリカに移入させようとしていたのですが、大半はただの乳牛として買い取られ、一頭の雄牛だけがテキサスのボーウェン牧場に高値で落とされました。「マーサ」たちに雇われた牧童頭の「サム」は、二人と雄牛を連れテキサスへ出発しますが、そこには牛の横取りを画策する悪人と、大自然の猛威が待っていたのです。
「サム」に<ジェームズ・スチュワート> 、「マーサ」に< モーリン・オハラ> 、< ブライアン・キース>、<ジュリエット・ミルズ>、<ベン・ジョンソン>らが出演、監督は、<アンドリュー・V・マクラグレン>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、1971年イタリア・フランス合作製作の『原題:Morte a Venezia』が、邦題『ベニスに死す』として1971年10月2日に日本初公開され、2011年10月1日より〈製作40周年/ビスコンティ没後35周年/マーラー生誕150周年〉を記念して、ニュープリント版でリバイバル上映された作品の放送があります。
巨匠<ルキノ・ビスコンティ>の『山猫』(1963年)と並ぶ代表作で、ノーベル賞作家<トーマス・マン>の同名小説を原作に、作曲家「グスタフ」の美少年への心酔と老いの苦しみを描いています。
静養のためベニスを訪れた老作曲家「アッシェンバッハ」(ダーク・ボガード)は、ふと出会ったポーランド貴族の美少年「タジオ」に理想の美を見い出します。以来、彼は浜に続く回廊を「タジオ」を求めて彷徨うようになります。
ある日、ベニスの街中で消毒が始まります。誰も真実を語らない中、疫病コレラが流行していることをようやく聞きつけますが、それでも彼はベニスを去りません。
白粉と口紅、白髪染めを施して若作りをし、死臭漂うベニスを彼は「タジオ」の姿を追い求め歩き続けますが、ついに彼は倒れ込み、ひとり力なく笑い声を上げた翌日、疲れきった体を海辺のデッキチェアに横たえ、波光がきらめく中、彼方を指差す「タジオ」の姿を見つめながら彼は死んでいきます。
全編に流れるのは、「アッシェンバッハ」のモデルになった<グスタフ・マーラー>の『交響曲第3番、5番』です。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、2017年アメリカ製作の『原題:The Post』が、邦題『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』として、2018年3月30日より公開されました作品の放送があります。
ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていました。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書である〈ペンタゴン・ペーパーズ〉の存在を暴きます。ライバル紙である「The Washington Post」の「キャサリン」(メリル・ストリープ)と部下の「ベン」(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がります。
<メリル・ストリープ>と<トム・ハンクス>が共演し、実在の人物をモデルに、<スティーヴン・スピルバーグ>が監督を務めた社会派ドラマです。都合の悪い真実をひた隠しする政府に対して一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの命懸けの戦いを描いています。
本作は2017年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の作品賞、男優賞、女優賞を受賞し、AFI賞のムービー・オブ・ザ・イヤー、タイムのトップ10フィルム・オブ・ザ・イヤーに選出されています。さらに、第90回アカデミー賞の作品賞および主演女優賞、第75回ゴールデングローブ賞の作品賞 (ドラマ部門)、監督賞、主演女優賞 (ドラマ部門)(mwルリ・ストリープ)、主演男優賞 (ドラマ部門)(トム・ハンクス)、脚本賞、作曲賞の6部門にノミネートされた作品です。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、2005年アメリカ製作の『原題:Bewitched』が、邦題『奥様は魔女』として2005年8月27日より公開されました作品の放送があります。
<ニコール・キッドマン>が主演、『めぐり逢えたら』・『ユー・ガット・メール』の<ノーラ・エフロン>が監督を務め、1960年代の人気TVドラマ『奥さまは魔女』を元ネタに描くラブ・コメディです。
舞台は現代。落ち目の俳優「ジャック」(ウィル・フェレル)は、『奥さまは魔女』のリメイク版の主演女優に街で見つけた素人の「イザベル」(ニコール・キッドマン)を抜擢しますが、実は「イザベル」は本物の魔女でした。
魔女「イザベル」の父親役で<マイケル・ケイン>、大物女優役で<シャーリー・マクレーン>が共演しています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミア」にて、1997年アメリカ製作の『原題:Good Will Hunting』が、邦題『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』として1998年3月7日より公開されました作品の放送があります。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は、幼なじみで親友の「マット・デイモン」と「ベン・アフレック」が共同で脚本を執筆し、アカデミー脚本賞を受賞した感動の物語です。天才的な数学の才能がありながら、過去の出来事のため、心を閉ざす青年「ウィル」( マット・デイモン)と精神分析医「ショーン」(ロビン・ウィリアムス)との交流が描かれます。
「ショーン」は大学講師として表面的には健全な社会生活を送りながらも、最愛の妻を病気で亡くしたことから孤独に苛まれていました。事情を知らない「ウィル」は当初「ショーン」をからかっていましたが、やがて互いに深い心の傷を負っていることを知り、次第に打ち解けていきます。さらにハーバード大学の女学生「スカイラー」(ミニー・ドライヴァー)との恋を通して、「ウィル」は自分の将来を模索する人間へと徐々に成長していきます。
監督は、映画『マイ・プライベート・アイダホ』(1991年)・ 2003年・ 第56回カンヌ国際映画祭 で、最高賞の パルム・ドール と 監督賞 を同時受賞した『エレファント』などの<ガス・ヴァン・サント>が務め、<ロビン・ウィリアムス>が最愛の妻を亡くして、深い喪失感を抱く「ショーン」を繊細に演じ、アカデミー助演男優賞に輝いた作品です。
今夜<19:00>より「BSフジ」にて、2017年アメリカ製作の『原題:Only the Brave』が、邦題『オンリー・ザ・ブレイブ』として2018年6月22日より公開されました作品の放送があります。
怠惰に暮らしていた学生の「ブレンダン・マクドナウ」(マイルズ・テラー)は、恋人の妊娠を契機にそれまでの生き方を改めようと地元の森林消防隊に入ります。過酷な特訓に明け暮れる中、次第にチームを率いる「エリック・マーシュ」(ジョシュ・ブローリン)をはじめとする隊員たちと親睦を深め、彼らに支えられながら少しずつ成長していきます。
ある日、山火事が発生して「ブレンダン」は仲間と消火に向かいますが、山を覆うような巨大な火災に立ち向かうことになります。森林消防士たちの実話を基にして、大規模な山火事に立ち向かった森林消防隊の決死の活動を描きます。
監督は、現在公開中の『トップガン マーベリック』・『オブリビオン』の<ジョセフ・コシンスキー>が務め、<ジョシュ・ブローリン>、<マイルズ・テラー>、<ジェフ・ブリッジス>、< ジェームズ・バッジ・デール>、< テイラー・キッチュ>、<ジェニファー・コネリー>らが出演しています。
今夜<19:30>より「BS日テレ」にて、2013年中国製作の『原題:警察故事2013 Police Story 2013』が、邦題『ポリス・ストーリー/レジェンド』として2014年6月6日より公開されました作品の放送があります。
古参刑事「ジョン」(ジャッキー・チェン)は、一人娘「ミャオ」(ジン・ティエン)に呼び出され、クリスマス時期の北京の繁華街へとやってきます。彼は指定の「ウー・バー」に到着しますが、そこは怪しげな雰囲気のナイトクラブでした。父娘は半年ぶりに娘と対面し、「ミャオ」はクラブの経営者で彼女よりかなり年長の「ウー」(リウ・イエ)を恋人だと紹介します。
<ジャッキー・チェン>が主演を務め、興行的にも大ヒットを記録した人気シリーズ『ポリス・ストーリー』(1985年)の第6弾になります。仕事熱心なベテラン刑事と一人娘の確執を発端に、まるで要塞のようなナイトクラブに突如監禁された人々が体験するカオスな状況を映し出しています。
娘を『7日間の恋人』などの<ジン・ティエン>が演じ、クラブの経営者を『コネクテッド』などの<リウ・イエ>が熱演。監督は<ディン・シェン>が務めています。決死の肉弾戦はもとより、さまざまな因縁が絡み合う密室劇に驚愕する作品です。
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