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『コーダあいのうた』@<シアン・ヘダー>監督

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『コーダあいのうた』@<シアン...
家族の中でただ1人の健聴者である少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いた、第79回ゴールデングローブ賞(映画部門)にノミネーションされた『コーダあいのうた』が、2022年1月21日より全国で公開されます。

2014年製作のフランス映画『エール!』(監督:エリック・ラティゴ)のリメイク作品です。海の町でやさしい両親と兄と暮らす女子高校生の「ルビー」は、家族の中で1人だけ耳が聞こえます。幼い頃から家族の耳となった「ルビー」は家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていました。

新学期、合唱クラブに入部した「ルビー」の歌の才能に気づいた顧問の先生は、都会の名門音楽大学の受験を強く勧めますが、「 ルビー」の歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられずにいました。家業の方が大事だと大反対する両親に、「ルビー」は自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意します。

テレビシリーズ『ロック&キー』などで注目の集まる<エミリア・ジョーンズ>が「ルビー」役を演じ、『愛は静けさの中に』(1986年・監督:ランダ・ヘインズ)のオスカー女優<マーリー・マトリン>ら、実際に聴覚障害を持つ俳優たちが「ルビー」の家族を演じています。

監督は、『タルーラ 彼女たちの事情』(2016年)の<シアン・ヘダー>が務めています。タイトルの「CODA(コーダ)」は、「Children of Deaf Adults= 〈⽿の聴こえない両親に育てられた⼦ども〉」のことを意味しています。
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