本日<13:00(~15:07)>より「NHK BSプレミアム」にて、1987年アメリカ製作のニューヨーク・ウォール街を舞台に一獲千金を狙う男たちの世界を描いた『原題:Wall Street』が、邦題『ウォール街』として1988年4月16日より公開されました作品の放送があります。
一攫千金を夢見る若き証券マン「バド」(チャーリー・シーン)は、業界のフィクサー的存在である大富豪「ゲッコー」(マイケル・ダグラス)に取り入ろうと必死でした。父(マーティー・シーン)の勤める航空会社の情報を流したことによって、その夢はかなえられ、「バド」自身も大金を手にします。
監督は、『プラトーン』の<オリバー・ストーン>が、出世願望の強い若手証券マンと、冷酷かつ貪欲な投資家による企業買収を描いた金融業界を舞台にしたサスペンス・ドラマです。
<マイケル・ダグラス>が、冷酷非情な実業家「ゲッコー」を迫力満点で演じ、第59回アカデミー主演男優賞に輝く一方で「ダリアン・テイラー」役の<ダリル・ハンナ>はゴールデンラズベリー賞の最悪助演女優賞を受賞したので、この作品はオスカーとラジー賞を受賞した唯一の作品です。
『10人の泥棒たち』の<キム・ヘス>と『パラサイト 半地下の家族』の<イ・ジョンウン>が初共演した『ひかり探して』が、2022年1月15日より全国で公開されます。
台風が吹き荒れる夜、1人の少女が遺書を残して離島の絶壁から身を投げます。休職を経て復帰した刑事「ヒョンス」(キム・ヘス)は、少女の失踪を自殺として処理するため島へ向かいます。
少女の保護を担当した元刑事、連絡が途絶えた少女の家族、そして少女を最後に目撃したろう唖の女を通し、「ヒョンス」は少女がある犯罪事件の重要参考人だったことを知ります。
孤独の中で苦悩していた少女の在りし日に心を痛め、自身の境遇と重ね合わせて感情移入するようになった「ヒョンス」は、上司の制止を振り切って捜査に深入りしていきます。
監督・脚本は本作が長編デビュー作となる<パク・チワン>が担当しています。
『火垂るの墓』・『こどもしょくどう』の<日向寺太郎>監督が、第43回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作『香魂女湖に生きる』の原作者として知られる<チョウ・ターシン>の小説を映画化した日中合作の『安魂』が2022年1月15日より全国で公開されます。
大切な人に先立たれた人々の心の再生を描いた原作を、『うなぎ』・『赤い橋の下のぬるい水』の脚本家<冨川元文>が大胆にアレンジし、死んだ息子と瓜二つの青年と出会った主人公とその家族が、生きていく力を取り戻していく姿を描いています。
地位も名誉も手に入れた作家の「唐大道」は、自らの選ぶ道こそが正しいと信じて疑わない独善的な人間でした。その考えは愛する息子の「英健」に対しても同じで、息子の幸せのためだと農村出身の恋人と別れさせます。しかし、その「英健」が29歳の若さでこの世を去ったことで、「大道」の絶対的な信念も崩れ去ります。
息子が本当はどんな生き方を望んでいたのか、息子の魂を探し求める「大道」は、ある時、「英健」と瓜二つの青年と出会います。「劉力宏」という名のその青年に息子の姿を重ねる「大道」は、妻の制止も聞かず、たびたび彼のもとを訪ねます。そして、息子にもう一度会いたいと願う「大道」の気持ちが、やがてひとつの奇跡を起こします。
主な登場人物はすべて中国人キャストで、「唐大道」役に<ウェイ・ツー>、「栄健/劉力宏」役に<チアン・ユー>が演じ、『トラップ・ガール』・『サニー 32』・『映画 としまえん』などの元「AKB48」の<北原里英>(30)が、日本人留学生の「星崎沙紀」役で唯一の日本人キャストとして出演しています。
『痛くない死に方』の<下元史朗>(73)と、NHK連続テレビ小説第101作目『スカーレット』(2019年度後期)の<烏丸せつこ>(66)が夫婦役を演じ、40年連れ添った2人が、これまでの人生や今後の生き方について真剣に向き合う姿を描いた『なん・なんだ』が、2022年1月15日より全国で公開されます。
監督は、『テイクオーバーゾーン』の<山嵜晋平>(41)が務めています。結婚から40年を目前にした「三郎」と「美智子」は、ある日、文学講座に出かけた「美智子」が交通事故に遭い、昏睡状態となってしまいます。
突然のことに途方に暮れる「三郎」が、「美智子」の趣味だったカメラに残されたフィルムを現像すると、そこにはまったく見知らぬ男の姿が映っていました。困惑した「三郎」は娘の「知美」とともに、写真の男を探しに旅を始めます。夫「三郎」役を<下元史朗>、妻「美智子」役を<烏丸せつこ>がそれぞれ演じるほか、娘の「知美」役を、『岬の兄妹』の<和田光沙>(38)が演じています。
今夕<18:30>より「BSテレ東」にて、2015年アメリカ製作の『原題:Terminator Genisys』が、邦題『ターミネーター:新起動/ジェネシス』として、2015年7月10日より公開されました作品の放送があります。
大ヒットシリーズ『ターミネーター』に、『ターミネーター3』以来およそ12年ぶりに本シリーズに復帰した<アーノルド・シュワルツェネッガー>が戻ってきたSFアクション大作です。将来人類反乱軍を率いることになる男の母親を闇に葬るため、未来から送り込まれた殺りくマシン〈T-800〉ことターミネーターと、同型の古いターミネーターの直接対決を新たな展開で描きます。監督は<アラン・テイラー>が務めています。
西暦2029年。「審判の日」から30年以上に渡って繰り広げられていた、未来を知る男「ジョン・コナー」率いる人類と「スカイネット」率いる殺人機械群の戦いは、人類の勝利に終わりました。窮地に陥った「スカイネット」は、ジョンの母「サラ・コナー」を殺害することで彼の存在自体を抹消すべくタイムマシンでターミネーター〈T-800〉を1984年に送り、人類側もそれを阻止すべく志願した「カイル・リース」( ジェイ・コートニー)が送り込まれることになります。
1984年に到達した「カイル」を待っていたのは、液体金属ターミネーター〈T-1000〉の襲撃でした。予想外の窮地へ追い込まれた「カイル」を助けたのは、屈強な女戦士となっていた「サラ」(エミリア・クラーク)と、彼女に「おじさん」と呼ばれる中年姿の〈T-800(守護者)〉(アーノルド・シュワルツェネッガー)でした。
9日(日本時間10日)、米アカデミー賞の前哨戦となる第79回ゴールデン・グローブ賞(ハリウッド外国人記者協会主催)の各賞が発表されています。
8日(日本時間9日)、全米映画批評家協会賞の4冠受賞に輝いたばかりですが、<濱口竜介>監督(43)の『ドライブ・マイ・カー』が非英語映画賞(旧外国語映画賞)を受賞しています。
日本映画としてゴールデングローブ賞を受賞したのは、第12回(1955年)『二十四の瞳』(監督:木下恵介)、第13回(1956年)『子供の眼』(監督:川頭義郎監督)、第14回(1957年)『太陽とバラ』(監督:木下恵介監督)が受賞、第15回(1958年)の『黄色いからす』(監督:五所平之助)以来、第17回(1960年)の『鍵』(監督:市川崑)以来、62年ぶりの快挙となりました。
『ドライブ・マイ・カー』は、3月に授賞式が行われるアカデミー賞でも国際長編映画賞部門の日本代表に選ばれており、ノミネートに勢いをつける結果となりました。
本日<13:00(~15:31)>より「NHK BSプレミアム」にて、1998年アメリカ製作の『原題:Armageddon』が、邦題『アルマゲドン』として1998年12月12日より公開されました作品の放送があります。
地球への衝突コースを取る小惑星が発見されました。もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れません。
これを回避する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかありません。そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたちでした。刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立ちます。
出演は<ブルース・ウィリス>、<リヴ・タイラー>、<ベン・アフレック>、<スティーヴ・ブシェーミ>、<ピーター・ストーメア>、<ビリー・ボブ・ソーントン>、<ウィル・パットン>が名を連ねています。
数々の名作を生み出してきた<クリント・イーストウッド>が監督・製作・主演を務め、落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年とともにメキシコを旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく姿を描いた『クライ・マッチョ』が、2022年1月14日より全国で公開されます。
1975年に発刊されました<N・リチャード・ナッシュ>による小説を映画化しました。かつて数々の賞を獲得し、ロデオ界のスターとして一世を風靡した「マイク・マイロ」でしたが、落馬事故をきっかけに落ちぶれていき、家族も離散。いまは競走馬の種付けで細々とひとり、暮らしていました。
そんなある日、「マイク」は元の雇い主からメキシコにいる彼の息子「ラフォ」を誘拐して連れてくるよう依頼されます。親の愛を知らない生意気な不良少年の「ラフォ」を連れてメキシコからアメリカ国境を目指すことになった「マイク」でしたが、その旅路には予想外の困難や出会いが待ち受けているのでした。
「マイク・ミロ」を<クリント・イーストウッド>、親の愛を知らない不良少年「ラフォ」を<エドゥアルド・ミネット>が演じています。キャストには<ナタリア・トラヴェン>、<ドワイト・ヨアカム>、<フェルナンダ・ウレホラ>が名を連ねています。
<長澤まさみ>、<東出昌大>、<小日向文世>が共演した人気テレビドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版第3作『コンフィデンスマンJP英雄編』が、2022年1月14日より全国で公開されます。
かつて悪しき富豪たちから美術品を騙し取り、貧しい人々に分け与えた「ツチノコ」という名の英雄がいました。それ以来、当代随一の腕を持つコンフィデンスマンが受け継いできた「ツチノコ」の称号をかけ、「ダー子」(長澤まさみ)、「ボクちゃん」(東出昌大)、「リチャード」(小日向文世)の3人がついに激突することになります。
地中海に浮かぶマルタ島の首都で、街全体が世界遺産に登録されているバレッタへやって来た彼らは、マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を手に入れるべく、それぞれの方法でターゲットに接近。そんな彼らに、警察やインターポールの捜査の手が迫ります。
<江口洋介>、<広末涼子>らシリーズでおなじみのキャストに加え、<松重豊>、<瀬戸康史>、<真木よう子>、<城田優>、<生田絵梨花>らが新たに参戦しています。監督は、<田中亮>が務めています。
また、2022年1月10日より5夜連続で「フジテレビ」にて、本作の公開に先立ち『コンフィデンスマンJP学園 英雄編』が放送されます。
8日(日本時間9日)、全米映画批評家協会は「第56回全米映画批評家協会賞」の授賞作品を発表、<浜口竜介>(43)監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品、監督、脚本の各賞に輝き、主演の<西島秀俊>(50)さんは主演男優賞を獲得しています。
すでに「国際批評家連盟賞」と「エキュメニカル賞」を受賞、また「第74回カンヌ映画祭」では日本映画の初の「脚本賞」を受賞、「ニューヨーク映画批評家協会賞などを受賞、日本時間明日10日に発表される「米ゴールデン・グローブ賞」では非英語映画賞部門にノミネートされ世界中で話題を集めている作品です。
配給元の「ビターズ・エンド」によりますと、主演男優賞の同賞受賞はアジア人初になります。同作品は3月発表の第94回アカデミー賞でも国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の候補に名を連ねているだけに受賞の期待が高まります。
『ドライブ・マイ・カー』は、<村上春樹>さんの短編小説集『女のいない男たち』に収録されている作品が原作です。妻を亡くした舞台俳優・演出家が演劇祭のため訪れた広島で専属運転手の女性「みさき」と出会い、自身の悲しみを見つめ直す姿を描いています。
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