22日17:45、 観客数8187人のバンテリンドームで行われました対中日9回戦は、阪神が2連敗を止め「2-1」で逃げ切りました。通算対戦成績を5勝3敗1分けとしています。
2回1死、<佐藤輝明>が<大野雄>から左翼フェンス最上部を直撃する二塁打を放ち、<サンズ>は四球でつなぎ、<糸原健斗>、<梅野隆太郎>の連続適時打で2点を先制しましたが、追加点はありませんでした。
先発<青柳晃洋>は7回91球4安打3奪三振1四球1失点の好投で6勝目(2敗)を挙げ、防御率を1.96としています。
四回、内野安打で<高松>を出塁させ、盗塁に<梅野隆太郎>の悪送球が重なって無死三塁のピンチを迎え、<高橋周>の遊ゴロの間に1点を失いましたが、それ以外は大きなピンチもなく、追加点を与えない粘りの投球をみせました。
8回は<岩崎優>が無失点に抑え、9回は守護神の<スアレス>が無失点で22セーブとし、鬼門の中日ドームで実に8年ぶりに中日<大野雄>に黒星を付け、カード初戦を白星としています。
20日14:00、観客数8751人の阪神甲子園球場で行われました対巨人12回戦、阪神は「1-2」で負け2連敗で3カードぶりの負け越しとなりましたた。2位で並ぶ巨人、ヤクルトも中日に「2-1」で勝ち、ゲーム差は「6」に縮まっています。
好投を続けていた先発<秋山拓巳>が6回一球に泣きます。1死一塁から<松原>に右翼席へ先制2ランを浴びてしまいました。今季2戦2敗の巨人に対して勝ち星はつかめず、6回4安打2失点で3敗目を喫しています。
直後の6回裏に<佐藤輝明>が2死から近大の先輩2番手<畠>の外角直球を振り抜き、左翼席に運んでいます。
阪神の新人選手では1980年の<岡田彰布>に並ぶ歴代2位タイの18号ソロ本塁打でした。4回には先発<高橋>から左前打をマークし、2試合ぶりのマルチ安打としています。
8回には<岩崎優>が1軍昇格後初登板。1回1安打無失点に抑え、再スタートを切っています。9回は<馬場>が無失点とし、9回裏には一打同点の二塁に代走の<植田海>がいましたが、攻撃陣が最後まで沈黙で、<佐藤輝明>の本塁打の1点のみに終わっています。
19日、阪神甲子園球場でのデーゲームとして行われました対巨人11回戦は「2-6」で負け、3本塁打を被弾するなどいいところなしの阪神でしたが、<佐藤輝明>(22)が2点を追う6回2死から右中間へ、巨人戦初アーチとなる17号ソロ本塁打を放っています。
阪神の新人では5人目となるセ・リーグ全球団からの本塁打となる一撃で、伝統の一戦の11戦目で初めてアーチをかけました。阪神の新人でセ・リーグ全球団から本塁打をマークしたのは、2016年の<高山俊>に続いて史上5人目。また、1969年に5月までに達成した<田淵幸一>に次ぐ2番目のスピード記録達成でした。阪神の新人本塁打記録は1969年<田淵幸一>の22本です。あと5本に迫り記録更新も見えてきました。
初対戦の先発<戸郷>に対して1打席目は初回1死一、三塁の好機で空振り三振を喫し、2打席目は二ゴロ。いずれも変化球で抑えられていました。そして迎えた2点を追う6回2死での打席で、フルカウントからスライダーを右中間席に運んでいます。
左打ちの新人で17本塁打は、16本塁打の1955年<榎本喜八>(毎日)、1984年<小早川毅彦>(広島)、1999年<福留孝介>(中日)を抜き歴代3位となっています。なお、左打ちの新人の最多は1946年<大下弘>(セネタース)の20本で、2位は1998年<高橋由伸>(巨人)の19本。新人全体の最多となりますと、1959年<桑田武>(大洋)、1986年<清原和博>(西武)の31本となっています。
19日14:18、観客数7506人の阪神甲子園球場で行われました対巨人11回戦は、阪神が巨人に「2-6」で敗れ、8連勝にはなりませんでした。今季、甲子園では初の1試合3本塁打を浴びて、今カードは1勝1敗、今季の対戦成績は阪神の6勝5敗0分けとなっています。
先発のドラフト2位の<伊藤将司>は4回に<大城>に6号ソロ本塁打、6回に<坂本>に8号ソロ本塁打を浴び、プロ初の1試合2被弾でした。7回110球6安打2奪三振1四球3失点(自責点3)で4敗目(4勝)を喫しています。
「2-3」の1点ビハインドの8回は、2番手<藤浪晋太郎>が1死一塁から<丸>に中越え2ランを浴びて、この試合3本目となる本塁打を許しています。
9回には3番手<エドワーズ>が1死一塁からけん制悪送球でピンチを拡大し、代打<亀井>の中犠飛で6点目を奪われ駄目を押されました。
打線は1点を追う初回に<大山悠輔>が同点適時打。2点を追う6回には<佐藤輝明>がセ・リーグ全球団からの本塁打となる17号ソロを<戸郷>から放っています。しかし、この日はつながりを欠いた打線で、巨人の先発・戸郷に7回2失点の好投を許し、7勝目を献上です。
阪神は6日・ソフトバンク戦(甲子園)以来13日ぶりの黒星で、3位・巨人とのゲーム差は7となっています。
18日18:03、観客数7641人の阪神甲子園球場で行われました対巨人戦10回戦は、阪神が「7-1」で巨人を下し対戦成績を、6勝4敗としています。3位のヤクルトが中日に勝ち、巨人は3位に転落しています。
オールスターゲームの休み明けのゲームでしたが、この試合は新型コロナウイルスの医療従事者支援のため、「HEALTH CARE HEROES GAME」として開催されています。試合前練習で医療従事者に感謝を示す青色のTシャツを着用。試合中は青色基調のキャップで臨み、青色にデザインされたベースが使用されていました。それぞれ選手が着用したものは、オークションに掛けられ寄付されます。
阪神打線は2回に<佐藤輝明>、<サンズ>、<梅野隆太郎>、<近本光司>の1イニング二塁打4本で3点先制。3回は先頭の<マルテ>が四球で出塁。<大山悠輔>、<佐藤輝明>の連打で無死満塁とし、巨人先発<メルセデス>をKOすると、6番<サンズ>が2番手
17日、16日の内定が発表されました捕手はソフトバンク<甲斐>、広島<会沢翼>の2人が東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」に選ばれていましたが、<会沢翼>捕手(33)が故障のために辞退し、代わりにこの日が誕生日でした阪神の<梅野隆太郎>捕手(30)が選出されています。
<会沢翼>は広島市のマツダスタジアムで行われました15日の西武戦で左脚を痛めて途中交代し、代表選手が発表された16日に出場選手登録を外れていました。
<梅野隆太郎>は、福岡県出身で福岡工大城東高から福岡大を経て2014年にドラフト4位で阪神に入団。プロ入り後に日本代表経験はありませんが、昨季まで3年連続でゴールデングラブ賞に輝くなど、ブロッキング能力と強肩は球界屈指で、セ・リーグトップの得点圏打率・381と高く阪神の要となる選手です。
<梅野隆太郎>の選出で<阪神タイガース>からは、すでに発表されています投手の<青柳晃洋>(27)と<岩崎優>(29)と合わせて、3名が日本代表選手として東京五輪に参戦します。
阪神タイガースの<佐藤輝明>(22)が、6月17日(木)に発売されますスポーツ総合雑誌『Number』1029号(文藝春秋刊)の阪神特集号「猛虎新風伝」の表紙&巻頭インタビューに抜てきされていることが14日、公表されています。
『Number』の表紙を新人野手が飾るのは、昭和の<清原和博>氏(53)、平成の<松井秀喜>氏(47)の両選手以来3人目です。
セ・パ交流戦では、新人最多記録を更新する6本塁打(通算16号)に加え、12打点と2019年にオリックス<中川圭>が記録した同新人最多記録に並んでいます。黄金ルーキーは何を語っているのでしょうか。
<メル・ロハス・ジュニア>は、2021年4月4日に来日し、2週間の隔離期間を経て4月20日に2軍に合流、調整を経て、5月8日に一軍に昇格しましたが、初出場の同日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)から15日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)まで20打席連続無安打となり、前年に<ジャスティン・ボーア>が記録した球団外国人野手のワースト記録を更新しています。
5月18日の対東京ヤクルトスワローズ戦(阪神甲子園球場)にて初安打となる来日初本塁打を放ち、記録は21でストップしましたが、その後も無安打が続き6月2日に2軍降格となっていました。
13日、甲子園球場で行われました2軍の対ソフトバンク戦、阪神の<メル・ロハス・ジュニア>が、6回1死一塁の場面で来日初の3試合連発となるファーム6号2ランをバックスクリーンへ放っています。
11日からのソフトバンク3連戦で3ホーマー。11日は<二保>から左翼ポール際へ。前夜は<スチュワート・ジュニア>の直球を左翼ポール際へ。そして、この日は<杉山>からバックスクリーンへ。3本とも左打席でアーチを描いています。降格後は9試合で4本塁打としています。
13日13:00、観客数13155人の楽天生命パーク宮城で行われました対楽天戦、阪神がシーソーゲームを制し「6-5」で勝ち、交流戦を6連勝で締めくくっています。パ・リーグ相手に18試合で11勝7敗1分けで終えています。
「5-5」で迎えた9回。<梅野>の2盗が相手ミスを誘い2死三塁の場面、<近本光司>が守護神<松井>から一塁線を破る決勝適時三塁打を打ち。「6-5」と勝ち越しました。この日の阪神の得点は、すべて2死から挙げています。
3回、2死から<中野拓夢>が左前打で出塁し、リーグトップ13個目の盗塁を決めて好機を拡大させました。続く<マルテ>が先発<早川>の内角直球に詰まりながらも、左翼線に運ぶ先制適時打を挙げています。
3回までパーフェクト投球を披露していた先発<ガンケル>が4回につかまります。<小深田>と<鈴木>の連続内野安打で無死一、二塁とピンチを招き、<浅村>に右翼線へ同点の適時二塁打を打たれます。<島内>の遊ゴロの間に勝ち越し点を奪われ「1-2」と逆転を許してしまいました。
直後の5回2死一塁の場面で<近本光司>が<早川>から右翼席へ5号逆転2ランを放「3-2」とひっくり返します。
7回には三度2死から二、三塁と好機を作り、<中野拓夢>が左翼へ2点適時二塁打を放ち「5-2」とリードしたのですが、7回から登板した2番手<馬場皐輔>が、1死から4連続長短打に犠飛を浴びて2失点で1点差に詰め寄られ、8回には3番手<藤浪晋太郎>が<鈴木大>に4号同点本塁打を打たれ、<ガンケル>の6勝目は消えてしまいました。
<近本光司>の決勝適時打で阪神が勝ち、<藤浪晋太郎>に3勝目(1敗)がついています。9回は守護神<スアレス>がきっちりと押さえ、21セーブ目をマークしています。4日間の休養を挟み、18日の巨人戦(甲子園)からリーグ戦が再開します。
「オリックス」は12日、本拠地・京セラドームで行われた「広島」戦を「3ー2」で勝利。この日のデーゲームで「中日」、「DeNA」、「楽天」が敗れ2010年以来、11年ぶり2度目のセ・パ交流戦優勝を決めています。賞金3000万円が贈られます。
「オリックス」は2回に2死満塁のチャンスを作ると<福田>が中堅手の頭上を超える走者一層のタイムリー三塁打を放ち3点を先制。投げては左腕<田嶋>が「広島」打線を5回4安打無失点に抑える好投を見せ今季3勝目をあげています。
この日は「中日」が「西武」に「3-7」で、「DeNA」も「日本ハム」に「3-4」で、「楽天」も「阪神」に「1-9」で敗れたため、「オリックス」の交流戦優勝が決まりました。チームはこれで今季最長の5連勝をマークし、Aクラスの3位をキープしています。
「阪神」も、残りの交流戦を2連勝して、「オリックス」が2連敗すれば、他力本願ですが、交流戦優勝の目があっただけに残念でした。
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