12日甲子園球場で行われた対DeNA戦、阪神は先発<岩貞祐太投手>(28)の三塁も踏ませぬ好投で「2-1」と接戦を制し、DeNAとの3連戦を勝ち越しました。
岩貞は序盤から140キロ台中盤の直球と、同じ腕の振りから投じる130キロ台中盤のフォーク、130キロ台前半のスライダーを軸に、強力DeNA打線を相手に真っ向勝負の力投でした。4回まで無安打投球を展開。5回1死から<宮崎敏郎>に初安打を許すも、落ち着いて続く<戸柱恭孝>を二ゴロ併殺に仕留めています。
打線はDeNA先発<平良拳太郎>の前に5回まで無得点も、6回2死二塁から<大山悠輔>の左前適時打で先制に成功。4番の一打で貴重な選手点をもぎ取りました。
8回裏、<大山悠輔>がこの日2本目のタイムリーとなる適時右二塁打を放ち、貴重な追加点。9回はこの日右肩のコンディショニング不良で出場選手登録を抹消された<藤川球児>に代わって、<スアレス>が、なんとかリードを守り抜き、初セーブとしています。
<ダヤン・ビシエド> <ジョエリー・ロドリゲス> <柳田悠岐>
5000人の有観客試合がスタートした10日のプロ野球は3本のサヨナラホームランが飛び出しました。
中日は広島戦(ナゴヤドーム)で<ダヤン・ビシエド>(31)が延長10回に7号ソロで「3-2」と勝利、連敗を「2」で止め、広島と入れ替わって4位に浮上しています。オリックスは日本ハム戦(京セラドーム)で<ジョエリー・ロドリゲス>が9回に4号3ラン「4-3」、9回の1イニングを抑えた<山田修義>が今季初勝利を挙げています。そしてソフトバンクは楽天戦(PayPayドーム)で延長10回に<柳田悠岐>(31)が7号ソロ「2-1」を放っています。この勝利でソフトバンクは本拠地PayPayドームで通算1000勝を達成しています。
この日の5試合《 阪神・DeNA「3-2」 / ロッテ・西武「6-7」 /巨人-ヤクルト戦「ほっともっとフィールド神戸」は開始直前で雨天中止 》は全て1点差ゲームとなり、選手たちは球場で最後まで声援を送り続けたファンを楽しませてくれました。
1日に3本のサヨナラ本塁打は、1967年9月10日に阪神の<藤井彰人>が巨人戦、中日の<高木守道>が大洋戦、広島の<鎌田豊>がサンケイ(現・東京ヤクルトスワローズ)戦で、また、2019年9月4日のDeNA<筒香嘉智>(阪神戦)、ロッテ<田村龍弘>(日本ハム戦)、ヤクルト<山田哲人>(広島戦)が放って以来、プロ野球史上3度目の記録となっています。
4試合の雨天中止のため予備日が無くなり 13連戦 が待ち構えている<阪神タイガース>の試合日程ですが、昨夜10日5000人のファンが詰めかけた甲子園球場でのDeNA戦では、5回雨天のためコールドゲームとして試合が成立、「3-2」として阪神が4連勝としています。
阪神は初回、<梶谷隆幸>の先頭打者本塁打で先制されましたが、その裏に1番<近本光司>がバックスクリーン右へお返しの先頭打者弾。続く<糸原健斗>が右翼フェンス直撃の三塁打で好機を作り<糸井嘉男>の内野ゴロで勝ち越しました。続く<大山悠輔>は3号ソロを放ちリードを広げました。
二回以降は両軍無得点で五回表を迎え、グラウンドには水が浮きはじめ、先発<青柳晃洋>はぬかるむマウンドで2死二塁のピンチを迎え、<梶谷隆幸>にこの日3安打目となる左前適時打を打たれ2点目をあげられています。直後にマウンド付近に砂が入れられ、悪コンディションの中、<ソト>を外角球で空振りの三振に仕留め五回表で試合は成立、<青柳晃洋>は2勝目(1敗)としています。
日本野球機構(NPB)は9日、雨天中止となっていた7月7日(火)、8日(水)の阪神対巨人戦(甲子園)を予備日としていた9月7日(月)、10月5日(月)に追加することを正式に発表しました。
これで<阪神タイガース>は2か月連続で13連戦が組まれることになります。
9月1日(火)のヤクルト戦(甲子園)から13日(日)の広島戦(甲子園)、10月についても9月29日(火)の中日戦(甲子園)から10月11日(日)のDeNA戦(甲子園)まで13連戦となります。
阪神の<ジャスティン・ボーア>内野手(32)が9日、巨人との甲子園開幕戦で先制の2ランを放っています。
「0-0」で迎えた七回裏。先頭の<大山>が右前打で出塁したところで打席へ、カウント1-0から先発<メルセデス>の127キロ直球を完璧にとらえました。打球は右中間スタンドへと飛び込み、先制の3号2ランとしています。
<ボーア>は5日の広島戦(マツダ)から2戦連発となり、阪神は3連勝です。
阪神先発の<ガルシア>は6回1安打無失点と、ほぼ完璧な投球内容でした。それでも<矢野>監督は早めの継投で七回を<岩崎優>、八回を<スアレス>、九回を<藤川 球児>とつなぎました。<岩崎>が今季初勝利としています。
28日(日)、横浜球場で行われました対DeNA3回で戦阪神はDeNAに「1-9」で敗れて、このカード1勝2敗と負け越してしまいました。<吉田監督時>代の1998年以来22年ぶりとなる開幕から、巨人・広島・横浜と3カード連続の負け越しとなっています。
昨オフ、ソフトバンクからトレードで移籍した<中田賢一>(38)が今季初登板初先発しましたが、一回に5本の長短打を浴びて3失点。五回の攻撃で代打を送られ、4回3失点で降板しています。後続の<伊藤和雄>(30)、<谷川昌希>(27)、<福永春吾>(26)も失点を積み重ねました。
<中田賢一>はDeNAを相手にこれまでは39試合17勝7敗1セーブ、防御率3・52。カード別で最多の勝利を挙げていましたが、結果は出せませんでした。
打撃陣は一回、先頭の<近本>が四球を選び、1死から二盗に成功。1死二塁とチャンスが拡大すると、ベテラン<糸井嘉男>(38)がDeNA<平良拳太郎>(24)の外角シンカーを左前に運ぶ適時打を放ち、先制点の1点だけでした。 前日27日に1軍昇格して同戦に即先発し、起死回生の 逆転3ランを放った<サンズ> は4打数無安打でした。
野球の醍醐味のひとつであるホームランですが、<阪神タイガース>は起死回生の一発が敗色濃厚の9回の表に飛び出し、久しぶりにその醍醐味に浸れました。開幕以後の7試合で10得点という貧打線でしたが、DeNA2回戦では、逆転されながらもなんとか追いつきながらの試合展開で、9回に新外国人 <ジェリー・サンズ> の来日1号3ランで勝ち越し、連敗を3で止めました。 負けていれば、開幕から3カード連続の負け越しとなり、1998年以来、22年ぶりの屈辱となるところでした。
初回に<ジャスティン・ボーア>の来日初打点となる適時打などで2点を先制。逆転された5回には<糸原健斗>(27)の同点タイムリーと、<糸井嘉男>(38)の右中間への1号2ランで勝ち越しました。しかし、5ー4の6回2死二塁で救援した4番手<岩崎優>(29)が2四死球で満塁とし、<タイラー・オースティン>(28)に痛恨の逆転2点タイムリーを浴びてしまいました。
そのまま試合は9回まで進みましたが、DeNAの守護神<山崎康晃>に対して2アウトから<ジェフリー・マルテ>(29)と<大山悠輔>(25)が四球を選び一、二塁に。ここでこの日1軍昇格し、ここまで4打席凡退していた<サンズ>が<山崎>のツーシームを横浜スタジアム左中間スタンドに放り込む1号3ランで逆転しました、
その裏を守護神<藤川球児>(39)がピンチを背負いながらも締めくくり、<阪神タイガース>が今季2勝目を挙げています。8回の1イニングを無失点に抑えた<伊藤和雄>(30)は、ドラフト4位で入団9年目にして嬉しいプロ初勝利としています。
「阪神」は23日、神宮球場にて今季初勝利。先発<青柳晃洋>(26)の快投もあり開幕から続いていた 巨人との連敗 を「3」で止めています。
「阪神」は初回、1番<近本光司>(25)の二塁打などで一死三塁の好機を作ると、3番<糸井嘉男>(38)が一塁線を破る適時二塁打を放ち先制。続く<ジェフリー・マルテ>(29)は2ランを左中間席へ運び「3-0」とリードを広げました。
6回は4番<マルテ>、5番<福留孝介>(43)の連打などで二死一、二塁とし、8番<梅野隆太郎>(29)の右前適時打で4点目を挙げています。
先発の<青柳>が6回0/3、1安打無失点、3奪三振2四死球の快投。初回からテンポ良くアウトを重ね、チームを連敗脱出に導くと同時に今季初登板で初勝利を手にしています。7回途中から<岩崎優>(29)、<ロベルト・スアレス>(29)、<藤川球児>(39)の継投。9回に<藤川>が、4番<村上宗隆>(20)の左前適時打による1点を失い完封リレーこそ逃しましたが、継投策の勝ちパターンで逃げ切りました。
サッカーJリーグとプロ野球による「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第10回会合が22日、オンラインで開かれ、プロ野球、Jリーグとも政府指針に基づき、7月10日から予定通りに観客を入れて開催する方針を確認しています。
プロ野球、Jリーグは当初無観客で公式戦をスタート(再開)。政府は7月10日から「5000人、または収容人数の50%の少ない方を上限」に観客動員を認めており、プロ野球の<斉藤惇>コミッショナーは「よほどのことがなければ、お客さんを入れていくことを宣言したい」と述べ、Jリーグの<村井満>チェアマンも「同様の考え方でいる」としています。
ただ、東京では依然として連日感染者が確認されている状況にあります。専門家チーム(座長<賀来満夫>東北医科薬科大特任教授)の<舘田一博>東邦大教授は「7月10日はあくまでも予定。これからの動きを見て判断していくことになる」と指摘。感染状況が悪化すれば再考を求める見解を示しています。
<阪神タイガース>は投打共に精彩を欠き、東京ドームでの巨人戦に3連敗しています。2000年に横浜(現DeNA)に喫した3連敗以来になる、まさかの開幕3連敗スタートとなってしまいました。
<阪神>は、初回に1番に入った<近本光司>(25)の先頭打者ホームランで幸先よく先制しました。開幕から2試合は2番として起用され、9打席無安打。昨季108試合で務めた慣れ親しんだ「1番」で、今季初安打を先制ソロで飾りましたが、以降は巨人先発、新外国人の<エンジェル・サンチェス>(30)を前に得点ならず。この日6番に打順を下げた新外国人<ボーア>は6回2死で迎えた前日に続く満塁の場面で2番手<高木京介>(30)相手に二ゴロに倒れるなど4打数無安打で、開幕3試合は12打数無安打でした。
先発した<ガルシア>は3回まで無失点でしたが、4回に<岡本和真>(23)に逆転2ランを浴びるなど一挙5失点。2番手<守屋功輝>(26)も<パーラ>(33)に2点本塁打を浴びるなど巨人打線の流れを止めることができませんでした。
巨人との開幕カード3戦全敗は史上初でした。無観客の中始まった<矢野>阪神の2年目の戦いは、6月19日の初戦に巨人に「6000戦勝」目を飾らせ、厳しいスタートとなりました。
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