『ギルバート・グレイプ』@<ラッセ・ハルストレム>監督
7月
28日
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』で注目を集めたスウェーデンの<ラッセ・ハルストレム>監督が、ハリウッドで手がけた『ギルバート・グレイプ』は、1994年8月20日より日本初公開されていますが、2025年8月1日よりリバイバル上映されます。
アイオワ州の小さな町エンドーラ。特になにもないこの町から生まれて24年間出たことがない青年「ギルバート」は、ハンディキャップを抱えた弟「アーニー」と、身動きが取れないほど太った過食症の母、そして2人の姉妹の面倒を見ながら日々を送っています。
家族を守ることに精いっぱいで自分の夢も希望も見失っていた「ギルバート」は、ある日、トレーラーで旅をしながら暮らしている少女「ベッキー」と出会います。車の故障でしばらく町にとどまることになった「ベッキー」との交流を通して、「ギルバート」は自分の人生を見つめ直していきます。
「ギルバート」を<ジョニー・デップ>、「アーニー」を<レオナルド・ディカプリオ>、「ベッキー」を<ジュリエット・ルイス>がそれぞれ演じ、<レオナルド・ディカプリオ>はアカデミー助演男優賞にノミネートされています。<ピーター・ヘッジス>の同名小説の映画化で、<ピーター・ヘッジス>自身が脚本を担当しています。