日経平均株価(6月25日)終値3万8942円07銭
6月
25日
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比40円09銭(0.10%)安の3万8750円47銭でした。
節目の3万9000円が近づくなかで戻り待ちや利益確定の売りが出ています。前日の米ハイテク株高を支えに半導体関連の一角が上昇しました。
前日の米株式市場では長期金利の低下や中東情勢の緩和を背景にハイテク株が大きく上昇。東京市場でもこの流れを引き継ぎました。東エレクが大幅高となり、アドテストも買われて1万円台を付けています。前日に急伸したレーザーテクへの買いも続き、投資家心理を支えていますが、米国株に先んじて日経平均は前日に大幅高となっていたとあって、相場の上値を追う展開とはなりませんでした。
25日、日銀の<田村直樹審議委員>は経済・物価の見通しについて、物価の上振れリスクにも留意する必要があるとの認識を示しました。これを受けた外国為替市場では日銀の追加利上げを意識した円買い・ドル売りがやや増えて円相場は円高方向に振れています。日経平均先物が前引けにかけて弱含む展開となり、現物株相場も押し下げられています。
終値は続伸し、前日比151円51銭(0.39%)高の3万8942円07銭で終えています。(2月19日)の終値「3万8470円38銭」以来の高値となりました。