11日、東京・大田区総合体育館で世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチが行われ、前王者で挑戦者の<井岡一翔>(36・志成)はチャンピオンの<33・フェルナンド・マルティネス>(アルゼンチン)に「0―3」で判定負けし、王座復帰はなりませんでした。
序盤から手数で劣勢だった<井岡一翔>は、10回にダウンを奪いましたが、粘る相手を仕留めることはできませんでした。
<井岡一翔>が敗れて王座を失った昨年7月以来の顔合わせでした。一度は同12月に再戦が組まれまあしたが、<マルティネス>のインフルエンザ感染で中止となりました。
36歳1カ月の<井岡一翔>は<長谷川穂積>の35歳9カ月を上回る、日本男子の最年長世界王座奪取記録の更新にはいたりませんでした。戦績は世界4階級制覇の実績がある<井岡一翔>が31勝(16KO)4敗1分け、33歳の<マルティネス>が18戦全勝(9KO)です。