『季節はこのまま』@<オリビエ・アサイヤス>監督
5月
4日
フランスの名匠<オリビエ・アサイヤス>が、パンデミックのためロックダウンされた2020年の春の出来事を描いた『季節はこのまま』が、2025年5月9日より公開されます。
2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大により世界中で外出が制限されていました。映画監督の「ポール」と弟で音楽ジャーナリストの「エティエンヌ」は、それぞれ本格的な交際を始めたばかりの「モルガン」と「キャロル」とともに、幼い頃に暮らしていた郊外の家に閉じこもって生活することになります。
何もかもが変わり、全てが止まってしまった時間のなかで、「ポール」たちは不安を抱えながらも確かにそこにある光や愛を発見し、人生を見つめ直していきます。
<オリビエ・アサイヤス>監督が実際に弟とともに幼少期とロックダウン期間を過ごした両親の家で撮影を行い、劇中にもロックダウン中の実体験や自伝的要素を盛り込んでいます。
『冬時間のパリ』などでも<オリビエ・アサイヤス>監督と組んだ<バンサン・マケーニュ>が主人公「ポール」、『グッバイ・ゴダール!』の<ミーシャ・レスコ>が弟「エティエンヌ」、『オークション 盗まれたエゴン・シーレ』の<ノラ・ハムザウィ>がエティエンヌの恋人「キャロル」、モデルとして活躍する<ナイン・ドゥルソ>がポールの恋人「モルガン」を演じています。
2024年・第74回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品です。