『1980 僕たちの光州事件』@<カン・スンヨン>監督
3月
31日
1980年5月に軍事政権下の韓国で起きた民主化運動とそれに対する弾圧が行われた「光州事件」を題材に、韓国現代史の闇を市井の人々の視点からとらえた『1980 僕たちの光州事件』が、2025年4月4日より公開されます。
ささやかな幸せを夢見た家族が権力に翻弄されながらも力強く生き抜いていく姿を、ユーモアを交えながら切々と描きだしています。
1980年5月17日。「チョルス」の祖父は念願だった中国料理店をオープンさせます。父親はなぜか家にいませんが、「チョルス」の大好きな幼なじみ「ヨンヒ」や優しい町の人々から祝福され、家族は幸せに包まれていました。輝かしい未来を夢見る彼らでしたが、後に「光州事件」と呼ばれる歴史的悲劇が起きたことで、平和だった家族の日常は一変してしまいます。
『公共の敵』シリーズの<カン・シニル>が「チョルスの祖父」、『プンサンケ』の<キム・ギュリ>が「チョルスの母」を演じ、『マラソン』の<ペク・ソンヒョン>、『真犯人』の<ハン・スヨン>が共演。『王の運命 歴史を変えた八日間』などの美術監督を務めた<カン・スンヨン>が監督・脚本を手がけています。