今夜<18:00>より「BS12トゥエルビ」にて、
『眠狂四郎 炎情剣』の放送がありますが、続いて<20:00>より、1972年1月15日より公開されました、「座頭市シリーズ」の第23作目『座頭市御用旅』の放送があります。
1960年代後半以降、<勝新太郎>自身の独立プロ設立、そして大映の経営悪化に伴い、第21・22作では勝プロ製作、ダイニチ映配・配給の形で「座頭市シリーズ」が生み出されましたが、1971年末にいよいよ大映が倒産した後、勝プロが新たに東宝と提携して発表したのがこの第23作です。
強盗に襲われて瀕死を負った身重の女から赤ん坊を取り上げ、父親に届けようと塩原を訪れた「座頭市」でした。すると、そこに「鳴神の鉄五郎」一家が現れて騒ぎを起こします。「市」は怒りを爆発させますが、「市」が女を殺したと誤解した少年につきまとわれ、仕込み杖を抜くことができません。そんな『市」に、刺客が迫ります。
「座頭市」に<勝新太郎>、「藤兵衛」に<森繁久彌>、「鳴神鉄五郎」に<三国連太郎>、「相良伝十郎」に<高橋悦史>、「お八重」に<大谷直子>、「豆六」に<笑福亭仁鶴>、「竜斉」に<田辺一鶴>ほかが出演、監督は<森一生>が務めています。