12月の消費者物価指数「2.9%上昇」@米労働省
1月
16日
15日、米労働省が発表しました2024年12月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比「2.9%上昇」でした。伸びは前月(2.7%上昇)を上回り、3カ月連続で拡大、インフレの根強さが示されました。米景気や雇用情勢も堅調に推移しており、連邦準備制度理事会(FRB)が利下げをいったん休止するとの観測が浮上しています。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月比(3.2%上昇)と、伸びは前月から縮小でした。
項目別では、ガソリンが(3.4%)低下して、7か月連続でマイナスとなりました。中古車・トラックも(3.3%)下がっています。
食品は(2・5%上昇)と2か月連続で伸びが加速しています。サービス価格(エネルギー関連除く)は、家賃など住居費や自動車保険といった輸送関連の値上がりが響き、(4.4%上昇)でした。