コンサート映画
『Ryuichi Sakamoto | Opus』の<空音央>監督が長編劇映画初監督を務め、ありうるかもしれない未来を舞台に、友情の危うさを独特のサウンドとエモーショナルな映像美で描いた『HAPPYEND』が、2024年10月4日より公開されます。
XX年後の日本。幼なじみで親友の「ユウタ」と「コウ」は、仲間たちと音楽を聴いたり悪ふざけをしたりしながら毎日を過ごしていました。高校3年生のある夜、こっそり忍び込んだ学校で、「ユウタ」はとんでもないイタズラを思いつきます。
翌日、そのイタズラを発見した校長は激怒し、生徒を監視するAIシステムを学校に導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、大学進学を控える「コウ」は自身の将来やアイデンティティーについて深く考えるようになり、今まで通り楽しいことだけをしたい「ユウタ」との間に溝が生じ始めます。
ともにオーディションで抜てきされ本作がスクリーンデビューとなる<栗原颯人>と<日高由起刀>が主人公「ユウタ」と「コウ」をそれぞれ演じ、『ロストサマー』の<林裕太>、
『サマーフィルムにのって』の<祷キララ>が共演しています。
2024年・第81回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門出品の日本・アメリカ合作製作作品です。