『SONG OF EARTH ソング・オブ・アース』@<マルグレート・オリン>監督
9月
15日
ノルウェーの山岳地帯で大自然の中に生きる老夫婦の姿を、その娘であるドキュメンタリー作家<マルグレート・オリン>がとらえたドキュメンタリー『SONG OF EARTH ソング・オブ・アース』が、2024年9月24日より公開されます。
美しい大自然に囲まれたノルウェー西部の山岳地帯オルデダーレンに暮らす、84歳の<ヨルゲン・ミクローエン>と妻<マグンヒルド>です。彼らの娘で『もしも建物が話せたら』(2014年)などのドキュメンタリー作品で知られる<マルグレート・オリン>監督は、両親の姿をカメラに収めるべく帰郷します。
父<ヨルゲン・ミクローエン>はこの国で最も美しい渓谷と呼ばれる場所に娘を案内しながら、自身の生い立ちや最愛の妻への思い、そしてこの土地で自然とともに生きてきた何世代にもわたる人々の人生について静かに語ります。
季節ごとに異なる表情を見せる自然の風景をドローンや最新の撮影機材を駆使しながら圧倒的な映像美で映し出し、シンプルで豊かに生きる両親の姿を通して、人生の意味や生と死について探究していきます。
『ベルリン・天使の詩』(1987年)などの巨匠<ヴィム・ヴェンダース>とノルウェーを代表する名優<リブ・ウルマン>が製作総指揮に名を連ねています。