孤独な男とやんちゃなラブラドール犬が南インドからヒマラヤを目指して旅に出る姿を描き、映画大国インドで「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語映画として歴代5位の興行収入を記録した2022年インド製作のロードムービー『チャーリー』が、2024年6月28日より公開されます。
南インド・マイスールで暮らす男「ダルマ」は、職場でも自宅の近所でも偏屈者と言われ、酒とタバコと<チャップリン>の映画だけを楽しみに生きる孤独な日々を過ごしていました。そんな彼の家に、悪徳ブリーダーの劣悪な環境から逃げ出してきたラブラドール・レトリーバーの子犬が住み着くようになります。
犬嫌いの「ダルマ」は何度も追い払おうとしますが、いつしか心を通わせ、子犬に〈チャーリー〉と名付けて迎え入れます。イタズラ好きの〈チャーリー〉に振り回されながらも楽しい毎日を送っていたある日、〈チャーリー〉が血管肉腫で余命わずかであることが判明。「ダルマ」は雪が好きな〈チャーリー〉に本物の雪景色を見せるため、サイドカーに〈チャーリー〉を乗せてヒマラヤを目指す旅に出ます。
カンナダ語映画界の人気スターである<ラクシット・シェッティ>が「ダルマ」役で主演・プロデューサーを務め、監督は<キランラージ・K>が務めています。