1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。ダウ平均は前日に大きく下げた後で、主力株の一部に自律反発を見込んだ買いが入っています。半面、午後公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたい雰囲気で、持ち株高調整でダウ平均は下げる場面もありました。
米債券市場では長期金利が(4.6%台半ば)と、前日終値から低下(債券価格は上昇)しています。1日朝に米財務省が発表した四半期定例入札の詳細では、長期債の発行計画が市場の想定に沿った内容でした。短期的な国債需給への警戒が薄れ、米国債に買いが入っています。金利の低下が株式相場を下支えしている面も出ています。
午後には<パウエル(FRB)議長>の
金利政策据え置きの要旨が伝わり、株価は値を上げています。
ダウ平均株価は、前日比87ドル37セント(0.23%)高の3万7903ドル29セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比52.34ポイント(0.33%)安の1万5605.48でした。
S&P500種株価指数は、前日比17.30ポイント (0.34%)安の5018.39でした。