24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比777円23銭(2.07%)高の3万8329円39銭でした。
中東情勢への警戒感が和らいだことで前日の米株式相場が上昇し、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入りました。米ハイテク株高を追い風に電気機器や精密機器、機械などグロース(成長)株が上昇しています。
日経平均が取引時間中に節目の3万8000円を上回るのは、
(4月18日)以来となりました。地政学リスクの落ち着きに加え、23日発表の4月の米購買担当者景気指数(PMI)が前月から低下しています。米国のインフレ再加速への懸念を高める結果ではなかったとの見方から米長期金利が低下し、株買いにつながりました。
半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が(2%)高となり、東京市場でも東エレク、アドテスト、ルネサスなどが買われ日経平均株価を押し上げています。
終値は3営業日続伸し、前日比907円92銭(2.42%)高の3万8460円08銭で終えています。