日経平均株価(4月18日)終値3万8079円70銭
4月
18日
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比129円07銭(0.34%)高の3万8090円87銭でした。
日経平均は前日終値で2カ月ぶりに節目の3万8000円を下回っていたため、直近で下落が目立っていた銘柄への自律反発狙いの買いが支えとなりました。寄り付き直後は17日の米半導体株安を受けた売りで、一時下げ幅が300円を超える場面があえいました。
17日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数、主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に下落しました。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの市場予想を下回る決算内容が前日の米株式相場の重荷となっています。東京市場でも東エレクやソフトバンクグループ(SBG)といったハイテク銘柄の一角に売りが出ました。
日経平均は売り一巡後に上げに転じています。アドテストは朝安後に上昇しました。東京市場の半導体関連株は先回りして売られていた面もあり、下値では押し目買いが入っています。
日本政府観光局(JNTO)が17日発表しました3月の訪日客数は単月として初めて300万人を超え、百貨店や空運などインバウンド(訪日外国人)関連へ買いが入ったことも支えとなりました。
終値は4営業日ぶりに反発し、前日比117円90銭(0.31%)高の3万8079円70銭で銭で終えています。