『八つ墓村』@NHK-BS
3月
19日
本日<13:00>より「NHK-BS」にて、1996年10月26日より劇場公開されました『八つ墓村』の放送があります。
<横溝正史>の『八つ墓村』(1971年4月)の長編推理小説を原作として、〈1951年・監督:松田定次/1977年・監督:野村芳太郎〉に続く3度目の映画化になります。岡山と鳥取の県境に位置する山村・八つ墓村で起こった連続殺人事件に、名探偵・金田一耕助が挑む本格推理サスペンスです。
戦国時代に村人が8人の落武者を惨殺し、大正時代には旧家の当主が32人の村人を殺害した、八つ墓村。その旧家・田治見家に、長らく縁が途絶えていた「寺田辰弥」が跡継ぎとして戻ってきますが、それこそが悲劇の発端でした。祖父、異母兄、僧侶、尼僧と次々と殺害される関係者たちですが、真相は分かりません。
そんな中、「辰弥」は巨大な鍾乳洞へと迷い込みます。そこで見たものは、落武者の鎧を身につけた田治見家当主の死蝋でした。一方、「辰弥」の出生の秘密を探り当てた「金田一」でしたが、その頃、当の「辰弥」は、祟りを恐れる村人によって、鍾乳洞の奥に追いつめられていました。
「金田一耕助」に<豊川悦司>、「森美也子」に<浅野ゆう子>、「寺田辰弥」に<高橋和也>、「里村慎太郎」に<宅麻伸>、「田治見小竹 / 小梅」に<岸田今日子>、「田治見要蔵 / 久弥 / 庄左衛門」に<岸部一徳>、「田治見春代」に<萬田久子>、「里村典子子」に<喜多嶋舞>、「濃茶の尼」に<白石加代子>ほかが出演、監督は、1970年代に<石坂浩二>の金田一耕助シリーズ5本を手掛けた<市川崑>が務めています。