ダウ平均株価(3月15日)終値3万8714ドル77セント
3月
16日
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。米長期金利が上昇し、ハイテク株を中心に株式の相対的な割高感が意識されていますが、米経済が底堅く推移するとの期待は相場を支えています。
長期金利は一時(4.31%)と2月下旬以来の高水準を付けています。今週に発表されました物価指標が相次いで市場予想を上回る伸びとなり、インフレの沈静化が遠のくとの観測が広がりました。米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げが緩やかになるとの見方が出ています。
ダウ平均株価は底堅く、上げに転じる場面もあり、方向感を欠いている流れでした。米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かうとの見方が買いを誘っているようです。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、<パウエル(FRB)議長>の発言内容を見極めようと積極的な売買が手控えられている面も見られます。
ダウ平均株価は2営業日続けて反落し、前日比190ドル89セント(0.49%)安の3万8714ドル77セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比155.36ポイント(0.96%)安の1万5973.17でした。
S&P500種株価指数は、前日比33.37ポイント (0.65%)安の5117.09でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比155.36ポイント(0.96%)安の1万5973.17でした。
S&P500種株価指数は、前日比33.37ポイント (0.65%)安の5117.09でした。