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- 今年の読書(57)『三田ビール検定』田辺真人監修(三田市)
ご当地検定も全国各地でいろいろとあるとおもいますが、兵庫県三田市(さんだし)では、《三田ビール検定》が行われており、今年も2023年11月3日に第6回目が実施されます。
検定そのものに興味はありませんが、三田市は、日本人で初めてビール醸造に取り組んだとされる、幕末の蘭学者<川本幸民>の出身地です。<川本幸民>は、文化7年(1810)年、三田藩医<川本周安>の三男として生まれました。蕃書調所で洋書を翻訳し、「化学」という言葉を初めて使用し、「日本近代化学の祖」といわれています。
また、幕末の嘉永6年(1853)年頃、日本人で初めてビール醸造実験を成功させたといわれており、その他にもマッチの製作や写真撮影に成功するなどの功績を残しています。
《三田ビール検定》は、ビールの歴史や醸造学を学び、三田の歴史・文化・風土、そして豊かな食に親しむためのユニークな検定ということで、公式テキストを読んでみました。
検定試験対策のテキストですが、イラストや写真も多く、幅広い雑学知識が楽しめました。
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