29日の外国為替市場で円相場は、28日に今年最安値の「146円70銭」を付けていましたが、「1ドル=147円」台前半に下落しています。 2022年11月以来、9カ月半ぶりの円安・ドル高水準となりました。 米連邦準備制度理事会(FRB)の<パウエル議長>による先週25日の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演が、金融引き締めに前向きな内容と受け止められ、市場では日米の金利差が当面縮まらないとの見方が広がり、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが続いています。