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- ダウ平均株価(6月16日)@終値3万4299ドル12セント
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。米消費の底堅さが意識されたことで景気後退の懸念が和らぎ、買いが広がった前日の勢いが続いています。ただ、ダウ平均は前日に6カ月ぶりの高値水準となり、一部の主力株に目先の利益を確定させる売りが出ています。
15日発表の5月の小売売上高は市場予想に反し、前月比で増加しました。過度な景気への懸念が和らいでおり、株式相場を押し上げているようです。19日は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で米市場は休場となります。3連休前に持ち高を減らす売りも出やすくなっています。
また、<ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事>は16日の講演で、「一部の銀行の経営不振を心配して、金融政策のスタンスを変えることを支持しない」と述べ、利上げ長期化が意識され、相場の重荷となっています。
終値は反落し、前日比108ドル94セント(0.32%)安の3万4299ドル12セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は7営業日ぶりに反落し、前日比93.250ポイント(0.68%)安の1万3689.571でした。
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