日経平均株価(6月16日)@終値3万3706円08銭
6月
16日
衆院解散・総選挙への思惑が高まるなか、<岸田文雄首相。は15日夕、今国会での衆院解散について「考えていない」との発言があり、日本株は「選挙は株高」との経験則を材料に今週に入って前日までに1200円ほ上昇していた面もあり、目先の利益を確定する売りが優勢となり、一時「3万3186円93銭」の安値を付けています。もっとも、米国株の堅調さが支えとなり下げ幅は限定的でした。
前日にダウ工業株30種平均が年初来高値を更新するなど米株式相場は堅調で、日本株の支えとなりました。5月の米小売売上高は市場予想を上回り、個人消費の底堅さが示されています。
前引け後には日銀が金融政策決定会合の結果として、現行の金融緩和策を維持を公表しています。市場予想どおりの結果でしたが、後場にはイベント通過の安心感から買いが入り、値を上げています。
終値は反発し、前日比220円59銭(0.66%)高の3万3706円08銭で終えています。1990年3月以来、およそ33年ぶりの高値を更新しています。