本日は「近日点」
1月
4日
太陽系の天体は、太陽を焦点の一つとする二次曲線、すなわち多くは楕円、放物線などの軌道を運行していますが、その軌道上でもっとも太陽に近づく点(約1億4700万km)を「近日点」といいます。
反対に太陽からもっとも遠ざかる点(約1億5200万km)が「遠日点」(夏至の2週間後)となります。惑星のように円に近い楕円軌道を描く天体では「近日点」と「遠日点」の差は少ないのですが、小惑星の一部や彗星のように離心率の大きな楕円軌道、とくに放物線に近いものでは、その差はきわめて大きくなります。