アルゼンチン36年ぶりの優勝@「FIFA・W杯:カタール大会」
12月
19日
延長戦を終え「アルゼンチン3ー3フランス」の同点で、PK戦(4-2)の末、アルゼンチンが、史上3カ国目の連覇を狙うフランスを下し、故<ディエゴ・マラドーナ>が中心選手だった1986年メキシコ大会以来、36年ぶり3度目となる優勝を果たしています。優勝回数はブラジルの5度、イタリア、ドイツの4度に次ぐ歴代単独4位となりました。
延長戦では後半2分に<リオネル・メッシ>がゴールを奪いましたが10分後に<キリアン・エムバペ>がPKを決めて同点。突入したPK戦では最初のキッカーとなった<リオネル・メッシ>と<エムバペ>がともに決めましたが、4人全員が決めたアルゼンチンが2人外したフランスを振り切って決着をつけています。
南米勢アルゼンチンの優勝は2002年日韓大会のブラジル以来。1次リーグの初戦でサウジアラビアに「1―2」で敗れ、第2戦のメキシコ戦に負ければ敗退が決まるところまで追い込まれましたが、同戦で「2―0」の勝利を収め、そこから無敗で決勝まで上り詰めました。
「最後のW杯」と位置付けたアルゼンチンのエース<リオネル・メッシ>は自身5大会目の出場で、初の世界一の座を掴んでいます。決勝戦ハットトリックを挙げた<キリアン・エムバペ>が8得点で得点王に輝いています。<リオネル・メッシ>は7ゴールでした。
次回の2026年大会は米国、カナダ、メキシコの北米3カ国で共催され、出場チームは32から48に拡大されます。